ピア・ツー・ピアによるコラボレーション・ツール 「ArielAirOne」ワークグループ版の販売を開始
9月18日より国内ソフトウェアベンダーとして初のP2Pコラボレーション・ツール「アリエル・エアワン」の販売を開始しました。
アリエル・ネットワーク株式会社(以下 アリエル・ネットワーク 本社:東京都目黒区中目黒3-3-2
、代表取締役社長:栗村信一郎)は、国内ソフトウェアベンダーとして初のピア・ツー・ピア(P2P)コラボレーション・ツール「ArielAirOne
(アリエルエアワン)」ワークグループ版を9月18日より本格販売します。
なお、今回、販売開始記念キャンペーンとして9月18日から11月30日までの2カ月半の間に限り、通常価格9,800円のところをキャンペーン価格
7,800円で提供します。「ArielAirOne」の利用希望者は、アリエル・ネットワークのホームページ(http://www.ariel-
networks.com/)からソフトウェアをダウンロードして、30日間無償で試用することができます。
正式に利用する場合には、無償試用期間中に同社ホームページでライセンスキーを購入することで、利用を継続することができます。
「ArielAirOne」は、P2Pの技術を利用したコラボレーション・ツールで、アリエル・ネットワークが自社で開発したP2Pフレームワーク「SOMAnet(ソーマネット)」(*1)を基盤としています。
「ArielAirOne」では従来のクライアント/サーバー型ネットワークのようにサーバーを介することなく端末同士が直接通信を行うため、リアルタイムな情報の共有が可能です。
現在、性能の進歩が著しいユーザー端末はその性能の大部分が活用されず、遊休されている状況にありますが、「ArielAirOne」ではユーザー端末を
より活用していくことで、これまで負担となっていたサーバー構築やその管理にかかるコストを削減することができます。
また、クライアント/サーバー型ネットワークの場合は、クライアント数量の増加に伴いサーバーのパフォーマンスが悪化するため、サーバーの定期的な増強が
課題となりますが、「SOMAnet」のネットワークは、端末の数が多いほど安定稼動し、10,000の端末でも運用可能です。
また、「ArielAirOne」では端末同士が直接通信を行うため、企業内や組織内に留まらず、顧客やパートナー企業、または異なる組織間での、コラボレーションを実現します。この場合、各企業のセキュリティ・ポリシィに基づいて柔軟な対応が可能です。
ユーザーは、「ルーム」という複数ユーザーによるグループネットワークを形成することにより、サーバーの無いシステム環境において情報の共有が可能です。
具体的にはメンバー内でのスケジュール、ToDoリスト、ファイル、プロジェクトの進捗管理に加え、インスタントメッセージソフトのようにメッセージのやり取りが行える機能等を兼ね備え、リアルタイムな通信を実現しています。
「ArielAirOne」は既存のWebブラウザをユーザーインターフェースとしているため、アプリケーションの容量も非常に小さく、端末への負担もおさえられています。
また、ワークグループ版ではSSL(*2)ベースのユーザー認証機能やPKI(*3)を用いた安全性の高い通信手段を提供することで企業ユーザーのニーズにも対応します。
現在「ArielAirOne」は既に三井情報開発株式会社、コンピュータ・アソシエイツ株式会社、コグノス株式会社を含む約20社の企業において試験導入されており、リアルタイムでの情報共有を提供することにより、企業ユーザーの生産性を向上させます。
なお、製品発売後3ヶ月間はワークグループ版の機能のアップデートを、無償で行う予定です。また、アリエル・ネットワークでは、企業における多様なニーズ
にこたえるため、ルームメンバーの管理機能や、オフライン端末のデータ一時保管機能などを保有する管理ノードソフトウェアや、よりリアルタイムのコミュニ
ケーションを充実した機能を付加したオプション製品を発売していく予定です。
「ArielAirOne」の製品概要は別記の通りです。
「ArielAirOne」の製品概要
| スケジュール | 個人のスケジュールを作成し、同じ「ルーム」に所属するメンバーと共有することができます。 「ルーム」毎に複数メンバーの表示をすることができ、お互いのスケジュール確保や会議の開催を柔軟に実施することができます。 |
| ToDoリスト | 個人のToDoを作成・管理したり、「ルーム」のメンバーに対しToDoを作成・依頼することができます。 また、プロジェクト(後述)と連動して、関連するタスクが自動的に表示されるようになっているため、プロジェクトマネージメントを容易に実現することが可能です。 |
| ディスカッション | 「ルーム」のメンバー間で、ディスカッションを実施することができます。 メンバーそれぞれが空いた時間に自分の意見を書き込むことで、グループの生産性を高めることができます。 |
| メッセージ | インスタントメッセージのように、メンバーに対してメッセージを送信することができます。 また、受信者はメッセージを簡単にスケジュールやToDoに変換することができます。受信者の在籍状況を把握して送信することができるため、よりリアルタイムなやり取りを実施することが可能です。 |
| ファイル | 作成したファイルを、「ルーム」のメンバー間で共有することができます。 ファイルの内容にコメントをつけることができ、効率的な文書共有を実現することが可能です。 |
| メモ | 思いついたアイデアや作業を、一時的にメモとして保存することができます。 保存後、スケジュール、ToDo、メッセージとして変換することができますので、付箋紙感覚で気軽にメモを取ることができます。 |
| レポート | 定型フォーマットを用いて、議事録等のレポートをメンバー間で共有することが可能です。 「議事録」「日報」「出張報告」の3種類のフォーマットを用意してあります。 |
| プロジェクト | 「ルーム」のメンバー間で、プロジェクトの状況を共有することができます。 また、プロジェクトのタスクを自動的にメンバーのToDoに変換することや、マイルストーンをメンバーのスケジュールに変換することができますので、簡単にプロジェクトマネジメントを実現することが可能です。 AirOneを使えば容易に進捗管理や作業変更指示等を実施することができる上、プロジェクトの工程をメンバー全員で共有しているため、プロジェクトをより効率的に進めることができるようになります。 |
| アウェアネス表示 (在席表示) | 「ルーム」のメンバーが、現在コンピュータを使っている状態かどうかを把握することが可能です。 画面左下に表示されるメンバーの名前の横にあるアイコンの状態がコンピュータの利用状況により変化するため、相手の状況を踏まえて連絡手段を選択することが可能となります。 そのため、返信を待ったり、電話をして取り次いでもらったりするコストや手間が削減でき、経済的な運用が可能となります。 |
| 暗号化機能 | 機密性の高い情報は、暗号化することでよりセキュリティの高い運用をすることができます。 各文書作成時に暗号化を選択することで、文書を自動的に暗号化し、文書の機密性を向上します。 |
| 利用環境を問わない通信機能 | 企業内のインターネット環境、利用ISP等に関係なく、他の企業や組織のメンバーと通信を行うことが可能です。 Httpプロトコルのカプセリングや、インターネット上の中継ノード等を活用することで、利用者が意識せずに複数の環境で利用することが可能になっています。 |
「ArielAirOne」推奨動作環境
| Windows 98 Windows Me Windows 2000 Professional Windows XP Home Edition, Windows XP Professional GNU/Linux |
| Internet Explorer 5.0以降 Netscape Navigator 7.0以降 Mozilla 1.0以降 |
| ペンティアム500MHz以上 メモリー 128Mバイト |
| ADSL,FTTH,専用線等の常時接続 (ダイヤルアップでも利用は可能です) |
「ArielAirOne」料金表
| ArielAirOne (1ライセンス) | 9,800円 | 7,800円 |
| ArielAirOne (2ライセンス) | 18,800円 | 14,800円 |
| ArielAirOne (5ライセンス) | 44,800円 | 34,800円 |
| ArielAirOne (10ライセンス) | 78,000円 | 61,800円 |
| ArielAirOne (20ライセンス) | 138,000円 | 98,000円 |
| ArielAirOne (50ライセンス) | 288,000円 | 198,000円 |
| ArielAirOne (100ライセンス) | 548,000円 | 378,000円 |
| ArielAirOne (200ライセンス) | 998,000円 | 728,000円 |
| ArielAirOne (500ライセンス) | 2,280,000円 | 1,780,000円 |
| ArielAirOne (1,000ライセンス) | 3,980,000円 | 3,380,000円 |
* 1,000ライセンスを越えるケースに関しては個別のご相談になります。
以上
(*1)SOMAnet: ソーマネット=Self Organization MAp net
アリエル・ネットワークが開発したP2Pフレームワーク。独自のアーキテクチャでアクセスコマンドの過多や重複による負荷を軽減する。
(*2)SSL: Secure Sockets Layer
米ネットスケープ・コミュニケーションが開発した、WWWサーバー間でデータを安全にやりとりするための業界標準プロトコル。
(*3)PKI: Public Key Infrastructure
アリエル・ネットワークが開発したP2Pフレームワーク。独自のアーキテクチャでアクセスコマンドの過多や重複による負荷を軽減する。
アリエル・ネットワーク株式会社について
アリエル・ネットワーク株式会社は、「コンピュータやネットワークを、空気のように意識せずに使えるものにする」というビジョンを掲げ、旧ロータス社の
Lotus Notesや旧DEC社のVAX Notesの開発に従事していた、5名のソフトウエア技術者により2001年4月に設立されました。
設立以来、一早く注目していたピア・ツー・ピア(P2P)技術に関する検討・開発を重ねた結果、P2Pによるネットワーク環境を実現するフレームワーク
「SOMAnet」及び「SOMAnet」を基盤としたアプリケーションであるP2Pコラボレーションツール「ArielAirOne」の開発に至ってい
ます。
今後は高い技術開発力を背景に、「ArielAirOne」を中心とした「パッケージ製品事業」と、様々な市場に対してP2Pテクノロジーを提供する「ソ
リューション事業」の二つの事業を中心に事業展開を実施し、P2Pコラボレーション・ツールのトップベンダーの地位を確立していきます。

