2005年7月アーカイブ


7月23日のワールドビジネスサテライトで、アリエル・ネットワークが紹介されました。





 先日、テレビ東京のニュース番組「ワールドビジネスサテライト」に取材をして頂きました。

 予定通りであれば、今週土曜日23日の23時~の回で放送されるそうです。



 内容の中心はP2Pファイル交換ソフトの著作権問題についてになりますが、弊社についても紹介していただけそうなので、お時間のある方は是非ご覧下さい。



スカイプのテレビ電話サービスはかなり前からベータ版が存在するという噂でしたが、いよいよデモが実施できるレベルになってきたようです。

国土が広いアメリカに比べて、日本ではとりあえず東京に集まって会えてしまうせいかイマイチテレビ電話サービスは盛り上がりにかけますが、はたしてスカイプのテレビ電話サービスはどういう反響を引き起こすのでしょうか。



スカイプ、テレビ電話サービスをデモ--メジャー入りへの起爆剤となるか (CNET)



「カリフォルニア州パロアルト発--IP電話事業者のSkypeは、すでに数千万人のユーザーを抱えているが、同社ではテレビ電話の助けを借りて数十億人のユーザーを集める構想を描いていると、同社の共同創業者が語った。」


先日のGrokster裁判の結果を受けて、米国では著作権侵害行為の撲滅を推進するハリウッドと新技術の登場にリスクを持たせたくないシリコンバレーの間で論戦が起こっているようです。

振り返って日本を見ると、この手の議論はなかなか産業規模で行われないなぁと思っていましたが、日本においてはシリコンバレーにあたる部分が集団として存在しないのか、コンテンツ側に対して意見をするという姿勢が弱いのかもしれませんね。

まぁ、そもそもファイル交換サービス事業者というのが日本には存在せずWinnyやWinMXのようなアングラなものだけが存在するのが実情ですから、当然といえば当然なんでしょうが。



ハリウッドとシリコンバレーのP2P論争、いまだ続行中 (ITmedia)



「米連邦最高裁が、「P2P技術のデベロッパーが同技術による著作権侵害を積極的に助長している場合、侵害行為に対する責任がある」との判決を下してから1カ月近く経つが、ハリウッドとシリコンバレーの代弁者はこの判決の意味をめぐって激しい論戦を続けている。」


新社会システム総合研究所(SSK)のワイヤレス&モバイル戦略特別セミナーで弊社の徳力と岩田が講演を行いました。




















<2>Skype・P2Pのビジネスモデルとアプリケーションの先端
-SkypeにみるP2Pビジネスモデルの可能性-

アリエル・ネットワーク(株) プロダクト・マネジメント室 マネージャ

徳力 基彦
(とくりき もとひこ)氏


【14:30~15:40】


1.Skypeのビジネスモデルとインパクト
 (1)Skypeの概要と最新動向
 (2)Skypeが電話業界に与える影響とは
2.P2Pビジネスの可能性
 (1)P2Pの歴史を振り返る
 (2)P2Pモデルとアプリケーション
    P2Pコンテンツデリバリー/P2Pコミュニケーション/P2Pコミュニティ
 (3)SkypeにみるP2Pビジネスの可能性
3.質疑応答









<3>Skype・P2Pのビジネスモデルとアプリケーションの先端
-Skypeの仕組みとそのビジネス利用について、技術的な観点から-

アリエル・ネットワーク(株) プロダクト・マネジメント室 マネージャ

岩田 真一
(いわた しんいち)氏


【15:50~17:00】


1.P2Pアプリケーション振り返り
 (1)P2Pの正しい知識と分類
 (2)オーバーレイ・ネットワーク
2.Skypeのしくみ(アリエル・プロジェクトAとの比較)
 (1)Skypeのシステム
 (2)スーパーノードアーキテクチャによるネットワークの透過性
 (3)音質の確保
 (4)セキュリティの確保
3.Skypeと他システムとの連携
 (1)シンプルな連携例
 (2)Skype Public APIを用いた連携
<連携例のデモ>
4.ビジネスとしての利用、P2P今後の課題
 (1)ユーザー管理
 (2)ウイルス対策
 (3)帯域管理
5.質疑応答




 詳細はこちらから


PC Watchの「後藤貴子の米国ハイテク事情」で、今回のGrokster判決に関する詳細のレビュー記事が掲載されています。

法律的な視点から深い分析やコメントがなされており、大変参考になります。



■Betamaxスタンダードを残したGrokster判決■

 P2P裁判がデジタルコピーに与える影響




「P2Pソフト配布企業Groksterほかの、映画会社に対する著作権侵害裁判での敗訴が、米国で大きな波紋を呼んでいる。なぜなら、この米最高裁判決
は、“P2Pがダメ”というだけでなく、“録音/録画に関係するあらゆる製品がダメ”という先例になる可能性があるからだ。」


先日合法P2PのMashboxxと提携を発表したソニーBMGですが、今度はiMeshと契約したそうです。ソニーは合法P2P陣営とはすべて提携していく勢いですね。

明らかに想定しているのはAppleのiTunes対抗だと思われますが、果たして実際にはどれぐらい利用者に受け入れられるのでしょうか。

どうも提携話ばかりが先行して、利用者の取り込み策が置き去りにされている感もあります。



合法P2Pの勢い高まる――ソニーBMGがiMeshとも契約 (ITmedia)



「大手音楽会社のSony BMGが、ファイル交換サービスのiMeshとライセンス契約を結んだ。米最高裁が、こうしたサービスにオンライン著作権侵害の責任を問う判決を下してから初めて結ばれた提携の1つだ。」



ITmediaにアドホック型のP2PでVoIPという実験についての記事が掲載されています。

この手の通信形態の可能性はよく言われていますが、その実験をKDDIというアドホック型通信によって収入が減るリスクのある事業者が率先して行っている点が興味深いです。



無線LANと1X WINを切り替える「P2P型VoIP」実証実験
(ITmedia)



「KDDIが「愛・地球博」向けに提供する情報端末「愛・MATE」
利用した、P2P通信の実証実験が行われる。愛・地球博会場内で実施されるもので、KDDI、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)、慶応義塾大
学、名古屋工業大学、スカイリー・ネットワークス、スゥープが参加する“産学協同プロジェクト”だ。中には、“P2PでVoIP”という興味深い実験も
あった。」


先ほどOperaとBitTorrentの連携の記事を紹介したばかりですが、どうやらFirefoxも同様の連携機能を開発中のようです。

ブラウザにP2Pコンテンツ配信の機能を取り込むというのは普通の流れになってきているようですね。

こうなってくると気になるのはMicrosoftのInternetExplorerの動向ですが、先日発表していたAvalancheで対抗してくるのでしょうか。



それにしてもBitTorrentはもともと一人の開発者によって開発されたサービスでしたが、いまや完全に一つのインフラ扱いですね。凄いです。



OperaとFirefox、それぞれBitTorrentをサポートへ (CNET Japan)



「ノルウェーのウェブブラウザメーカーOperaは米国時間7日、人気の高いPtoPファイル交換用ツール「BitTorrent」をサポートする新しいテストバージョンをリリースした。

 一方、FirefoxウェブブラウザでBitTorrentのサポートを目指すMozillaも負けずに作業を進めているが、まだソフトウェアの公開には至っていない。






米国では先日のGrokster裁判の結果を受けて、次はBitTorrentの開発者が対象になるのでは?という憶測も流れているようですが、ノルウェーのOperaは逆にBitTorrentを正規に取り込む動きを見せています。

P2PアプリケーションはPCにソフトウェアをインストールするのが最初の壁になりますが、ブラウザとセットになるのは非常に理想的ですね。



「Opera 8.02プレビュー版」公開、P2P技術のBitTorrentをサポート (Internet Watch)



「ノルウェーのOpera
Softwareは7日、Webブラウザ「Opera」でP2Pファイル共有技術「BitTorrent」の機能をサポートした「Opera
8.02」のテクノロジープレビュー版を公開した。Windows版、Macintosh版、UNIX(Linux、FreeBSD)版がダウンロード可
能となっている。」


MVPさんがブラウザ同士のP2P接続を活用した営業支援システムを発売だそうです。

顧客からのコンタクトというのは、これだけインターネット技術が進歩してもいまだに電話かメールでのやりとりが主流ですが、こういうシステムを使うと動画的にコミュニケーションが可能ですから、かなり便利そうですね。



ブラウザで「顔の見える接客」を実現--EC支援ツール「SynchroShop」 (CNET Japan)



「ブラウザ同士をPtoPでつないで通信する「SynchroBrowser」を提供しているMVPは、同技術を使ってブラウザ上で接客する営業支援システム「SynchroShop」を開発、7月4日より販売開始した。」


判決をうけた各ファイル交換サービス企業の反応がCNETでまとめられています。

記事の中にもあるように、今回の判決により、これまでアングラ的に活動してきたファイル交換サービスは最終的には「今後もファイル交換を継続して提訴され
るか、交換を中止し事業から撤退するか、音楽業界公認の有料のファイル交換サービスを提供するか」という三択を迫られることになりそうです。



米最高裁判決をかみしめるPtoP業界各社の動き (CNET Japan)



「Sony Music Internationalの元社長、Robert Summerは、米最高裁が6月27日に下した判決を読んで衝撃を受けた。最高裁は同判決の中で、ファイル交換サービスGroksterの合法性に異議を唱えていた。

 Summerは判決の結果に驚いたわけではない。事実、同氏は最高裁が音楽業界に有利な判決を下すとの確信の下に未来の計画を立てていた。」

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