欧州では、米国に比べると、非公認ファイル交換サービスの人気が根強いようです。
ファイル交換サービスの利用率が15%というのもなかなか驚きの数字ですね。
日本と米国のデータがないので、何ともいえないところですが、おそらくこのあたりは、利用者に対する訴訟が激しくなってくると変わってきそうな気もします。
欧州で根強いP2P人気、「音楽は有料」の意識薄く (ITmedia)
「 欧州ではファイル交換ネットワークから音楽をダウンロードしているユーザーが15%に上るのに対し、AppleのiTunes Music
Storeなど合法サービスから購入しているユーザーは5%にすぎない――。調査会社JupiterResearchが11月29日、こんな調査結果を発
表した。」
2005年11月アーカイブ
オランダのメーカーから、ファイル交換サービスから直接ファイルを検索・ダウンロードできるハードディスク内蔵メディアプレイヤーが発売されるそうです。
違法性の高いファイル交換サービスからもダウンロードできてしまうのは、現在の非公認ファイル交換サービス訴訟の流れを考えると微妙な感じも強いですが、
将来的なハードディスクレコーダーの流れとして、こういった直接映像ファイルをインターネット経由で取得できる機能と言うのは重要になってくると感じてい
ます。
特に映像コンテンツはどうしてもファイルサイズを考えるとサーバー型でやるのはコスト高になりますから、上手くP2P技術を使っていくと技術的にもビジネス的にも面白いものができるはずです。
オランダのメーカーに負けずに、日本のメーカーにも是非開発して欲しいところですが・・・難しいでしょうね。
LamaBox: P2Pファイル共有機能を搭載したメディアプレーヤ/サーバ(Engadget)
「オランダLamaBox社から、P2Pアプリを内蔵したブレイブハートなメディアプレーヤ/サーバが登場。テレビに直接つなげる400GB
HDD搭載のメディアプレーヤで、インターネットに接続すれば「すべての主要P2Pネットワーク」から検索・ダウンロードが可能(!)。記録型DVDドラ
イブ内蔵でバンバン焼けるほか、拡張用のIDE x2も装備。プレーヤとしては「あらゆるフォーマット」を再生可能、だそうです。」
連日の非公認ファイル交換サービスの停止を見ながら、BitTorrentはどうするのかというのを注目していましたが、開発者個人が映画協会と協力するという形になりましたね。
とりあえず現状のBitTorrentによる違法コピーの流通を止めることは難しくても、これによって違法コピーの流通自体をしにくくなる仕組みづくりに向かうことになりそうです。
BitTorrent自体はDRMと組み合わせれば効果的なソリューションになりえますから、これで俄然ビジネス的にも注目度が上がることになりそうです。
「BitTorrent」開発者、違法コピー退治で米映画協会と協力へ (CNET)
「ハリウッドの映画会社各社が、人気の高いファイル交換技術「BitTorrent」を開発したBram Cohenと違法コピー撲滅で合意に達したことを発表した。これにより、同氏は不正にコピーされた映画をネット上で探すユーザーに力を貸せなくなる。」
コンテンツの違法コピーと並んで、ファイル交換サービスを悪役にしていたのが、トラフィック問題だったわけですが、キャッシュロジックのソリューションは、その辺りをある程度緩和することができるようです。
もし、ISP側がこういったソリューションによって、P2P的な配信自体を自社のサービスや特徴として提供することができれば、面白い差別化になるかもしれませんが・・・・
キャッシュロジックのソリューションが日本市場で受け入れられるのかどうか注目したいと思います。
キャッシュロジックはISPをP2Pの悪夢から解放するか (@IT)
「
ISP向けのP2Pトラフィック管理ソリューションを開発・販売する英キャッシュロジックは11月22日、日本市場への参入を発表した。数社の販売パー
トナーから成る販売体制を、今後数週間のうちに整備し、日本のISPに対して同社製品を売り込んでいきたいという。」
リックテレコム主催の「ワイヤレスP2Pの可能性」セミナーで、弊社の徳力が講演を行いました。
【次世代アプリ解説 1】P2P電話スカイプの概要と今後の可能性
無料インターネット電話サービスを提供するスカイプ。サービス開始からわずか2年で急速な普及を見せている。なぜこれほどの成功を収めることができたのか探るとともに、今後の可能性や課題について解説する。
アリエル・ネットワーク株式会社
プロダクトマネジメント室 マネージャ
徳力 基彦 氏
セミナーの詳細はこちら
レコード産業連盟による違法音楽交換撲滅キャンペーンですが、さらに勢いを増しているようですね。
多くの非公認ファイル交換サービスは廃止に追い込まれていますから、ここまでのところ一定の効果を挙げたといっていいでしょう。
はたして、合法P2Pネットワークは、この流れを受けて非公認ファイル交換サービスの代わりを務める形で伸びることができるのかどうか、注目したいと思います。
P2Pの違法音楽交換摘発、計16カ国に拡大 (ITmedia)
「国際レコード産業連盟(IFPI)は11月15日、P2P経由の音楽違法交換に対する法的措置を、新たに欧州、アジア、南米の5カ国・地域に拡大したと発表した。」
Internet2向けP2Pネットワークが閉鎖 (ITmedia)
「高速ネットワークInternet2で利用されていたP2Pファイル交換ネットワーク「i2hub」が閉鎖された。
現在i2hub.comにアクセスすると、「R.I.P.(Requiescat In Pace:安らかに眠れ)11.14.2005」というテキストだけが表示される。i2hub.orgでは白紙のページのみが表示される。」
いつか始まるだろうとは思っていましたが、いよいよ、Skypeのバッシングが始まりましたね。
(バッシングされるぐらいSkypeの影響力が大きくなってきたと言うことだとは思いますが。)
Skypeは個人にとってのセキュリティはかなり強固なものの、この手の組織に対する問題点は比較的あげやすい点がありますから、今後同様の指摘の声は既存通信事業者を中心に大きくなることが予想されます。
もちろん、それがSkypeの勢いを削ぐかどうかはまた別問題ですが、Skypeを追いかけるVoIPサービス企業のねらい目はこの辺りになるのかもしれません。
「企業はSkypeの利用を禁止すべき」,カナダの調査会社が警告 (IT Pro)
「カナダのInfo-Tech Research
Groupが現地時間11月10日に,企業内ではPtoP型IP電話ソフトウエア「Skype」の利用を禁止するよう警告した。Info-Tech
Research Group社は「社内でSkypeを使うのなら,ほかのITサービスと同様に管理するべき」と指摘する。」
P2P技術を活用することでペアプログラミングを容易にするJava開発環境だそうです。
この手の仕組みと言うのは、シンプルなP2P技術で実現できるので、今後も増えてくるかもしれません。
ボーランド、P2Pによる共同作業をサポートしたJava統合開発環境の最新版 (CIO)
「ボーランドは11月9日、Javaアプリケーション統合開発環境の最新版「Borland JBuilder 2006日本語版」を同日から出荷開始すると発表した。
Borland
JBuilderは、物理的に分散したチームによるJavaアプリケーションの開発作業を迅速化することを目的として設計されたアプリケーション統合開発
環境。開発チームがアウトソーシング、オフショアのチーム・メンバーと効率的に共同作業できる機能が搭載されていることが特徴となっている。
」
WiFiとP2Pを組み合わせて自動車間ネットワークを構築するサービスの展示があったようです。
アドホックと言う意味では、やはり自動車は外せないですからこの分野は面白そうですね。
プローブ&P2P、ユニークなカーナビ「Joester」 (Response)
「ITS世界会議カリフォルニア州のブースでは、サンフランシスコ市を中心としたITSの取り組みを展示。CIRCUMNAV
NETWORKの展示する小型カーナビ、開発コードネーム「Joester」は、プローブを使った渋滞情報収集機能を持つユニークなカーナビだ。」
規定路線では有りますが、グロックスターのサービス中止が確定したようです。
ブランドは残るようですので、同じような道をたどったナップスターと同様、ブランドのみ使って全く別の形でサービスを復活させることはあるかもしれませんが、とりあえず現状のグロックスターはこれで終了と言う形になります。
今後、権利業界非公認のファイル交換サービスは基本的に同じ道をたどることになるでしょうが、ナップスターのときと同様、他のサービスに利用者がスライドするだけの結果になるのか、これで違法コピーは根絶できるのか、注目したいと思います。
P2Pの『グロックスター』、サービスを中止して和解 (Hotwired)
「ワシントン発――インターネットを利用したファイル交換ネットワークを運営する米グロックスター社は6日(米国時間)、米国の映画業界と音楽業界が起こした画期的な著作権侵害訴訟で和解するため、サービスの提供を中止することに同意した。
同社のサービスは、オンラインで楽曲や映画を違法コピーする目的でよく利用されていた。今回の突然の和解で、グロックスター社はソフトウェアの配布を中止
し、今後もずっと、ファイルの違法コピーに直接的にも間接的にも関与できなくなる。和解の文書は7日、ロサンゼルスで連邦裁判所に提出されることになって
いる。」

