米国では、ファイル交換を100%合法とうたって、有料会員を募って他社の無料ファイル交換サービスを利用させるという詐欺まがいの手口があったそうです。
申し込んだ人は611人ということなので、それほど大きな詐欺ではないですが、申し込む人がいるというのが興味深いです。
ITmedia News:「合法P2Pサービス」で摘発の業者がFTCと和解
「「100%合法のP2Pサービス」をうたって有料会員を募り、FTCに摘発された業者が和解に同意し、会員から集めた約1万5000ドルの返金を命じられた。」
米国では、ファイル交換を100%合法とうたって、有料会員を募って他社の無料ファイル交換サービスを利用させるという詐欺まがいの手口があったそうです。
申し込んだ人は611人ということなので、それほど大きな詐欺ではないですが、申し込む人がいるというのが興味深いです。
ITmedia News:「合法P2Pサービス」で摘発の業者がFTCと和解
「「100%合法のP2Pサービス」をうたって有料会員を募り、FTCに摘発された業者が和解に同意し、会員から集めた約1万5000ドルの返金を命じられた。」
以前、StreamcastがスカイプやKaZaaを訴えたという記事を紹介しましたが、今度はスカイプの親会社に当たるeBayも訴えたようです。
事実関係がはっきりしないので、なんとも良く分からないところですが、しばらくもつれそうな印象です。
スカイプへの訴訟が飛び火--ファイル交換ソフト「Morpheus」開発元、イーベイを提訴 - CNET Japan
「ファイル交換ソフトウェア「Morpheus」の開発元であるStreamCast Networksは、オンラインオークション大手のeBayが、法的にはStreamCastに帰属するPtoP技術を使って利益を上げているとして、同社を提訴した。」
中国のインスタントメッセージサービス事業者がワールドカップドイツ大会をP2Pストリーミング放送するそうです。
中国の事業者動向については詳しくないので、この事業者のポジションが良く分かりませんが、最大手とのことなので日本でいうとMSNのポジションということでしょうか。
以前、中国の知り合いに聞いたところ、中国ではメールよりもメッセンジャーの方が人気があるということでしたから、日本のMSNがやるよりもインパクトがあるのかもしれません。
記事によると中国ではその他のインターネット事業者もP2Pストリーミングに取り組んでいるということなので、この分野においては日本よりも相当進んでいそうな印象です。
日本で見られないのが残念です。
中国・騰訊QQ、W杯をP2Pでストリーミング放送 (MYCOMジャーナル)
「中国におけるIM(インスタントメッセージ)サービス最大手の騰訊QQはこのほど、2006年W杯ドイツ大会をP2Pで中国国内向けにストリーミング放送すると発表した。騰訊は、5月末からQQユーザーに対するW杯インタラクティブサービスを提供していく。」
総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」で、P2P通信やリッチコンテンツの増加により発生する問題についての議論が行われているようです。
基本的にはサービスの仕組みがP2Pだろうがクライアントサーバーだろうが関係ない話なので、根本的な問題は通信量の話だと思いますが、Winnyなどのファイル交換ソフトやスカイプなど、ただ乗りの例として提示されるアプリケーションがP2P技術を使ったものが多いのも影響しているようです。
“ネットただ乗り論”など巡るコスト負担の在り方、各事業者の意見は?
「総務省は15日、IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関して募集していた意見の結果を公表した。いわゆる“ネットただ乗り論”などとして議論されている、通信網増強のコスト負担の在り方や、ユニバーサルサービスの在り方などについて、通信事業者やコンテンツプロバイダーらが意見を提出している。 」
BREW用のP2Pフレームワークを利用した携帯電話メッセンジャーのデモソフトが開発されたそうです。
さすがに携帯電話の分野でP2P技術を活かしているというニュースを海外ではあまり聞きませんから、この分野は日本が先行しているのでしょうか。
自分の携帯電話がドコモなので試せないのが残念です。
吉田鎌ヶ迫、BREW用P2PフレームワークにIMのデモソフト(ケータイ Watch)
「吉田鎌ヶ迫は、BREW用のP2Pフレームワーク「Spear」の特徴を体験できるインスタントメッセンジャー(IM)アプリ「Spear IM」を開発したと発表した。Spearの無償評価版に同梱されて提供される。 」
昨日、BitTorrentのワーナー提携記事を紹介しましたが、CNETでそれに関連した業界の反応をまとめた記事が掲載されています。
記事の最後でアップルのiTunesにおけるビデオ配信を例に「高画質の映画を配信するための費用で、コストが一気に10倍に跳ね上がる可能性もある」という指摘が紹介されていますが、もしネット上で高画質な動画配信のニーズがあがってくるのであれば、P2P技術をベースとしている堅気のプラットフォームは、確実に注目を浴びることになりそうです。
今後注目すべきなのは、先日Verisignに買収されたKontikiのようにこれまでにいくつか完全に合法的なアプローチで市場にはたらきかけようとしてきた合法ファイル交換サービス事業者と、BitTorrentのように実質の利用にかなり違法コピー目的の利用者が含まれる事業者と、どちらが有利なのかというところでしょうか。
現在のところは話題性という意味では圧倒的にBitTorrentが有利のようですが、はたしてどうなるのか楽しみです。
ビットトレントは「堅気」の商売で成功できるか--ワーナーとの提携で関心集める - CNET Japan
「米国時間5月8日、ファイル交換企業のBitTorrentが、Warner Bros. Entertainmentの映画やテレビ番組をインターネット上で配信する事業に乗り出すことが明らかになった。このニュースについて、業界関係者は、PtoP技術が堅気の社会への参加に向け、新たな一歩を踏み出したと評価している」
BitTorrentがワーナーブラザーズと映画やテレビ番組販売についての契約を行ったようです。
ここしばらく米国では、非合法ファイル交換サービスと合法ファイル交換サービスの線引きを明確にして、非合法なものを撲滅しようという動きが明確になってきていましたが、BitTorrentは合法サービスとして生き抜いていく道を見つけられそうですね。
日本でもWinny開発者の金子氏が携わったSkeed CastがIIJと提携して話題になりましたが、ビットトレントはハリウッドの大手ワーナーとの提携ですからこれまたすごいです。
ちなみに、「テレビ番組は1ドルほどで販売される可能性がある」とのことですから、これが本当ならようやくP2P技術の低コスト性を本当に活かした仕組みの真打ち登場ということになるかもしれません。
PtoPソフトのビットトレント、映画会社と販売契約を締結 - (CNET Japan)
「著作権侵害の代名詞ともなっているファイル共有用ソフトウェアの開発会社であるBitTorrentが、ハリウッドの映画会社と画期的な販売取引を成立させた。
Warner Bros. Entertainment Groupは、今夏から、BitTorrentのPtoPシステムを使用して、「デュークス・オブ・ハザード」や「バビロン5」などの映画やテレビ番組の販売を開始することに合意した。この契約について両社は米国時間5月9日に発表する予定だ。」
ITmediaに弊社徳力のアスキー セキュリティセミナーでの講演に関する記事が掲載されました。
Winny経由の情報漏えい対策、ソフトウェア開発者にできることは?(ITmedia)
【関連記事】
セミナーレポート 今すぐできる情報漏えい対策(アスキービジネスオンライン)
「Winnyから情報漏えいを防ぐのは技術的に容易」--開発者の金子勇氏(CNET)
InfoExpressという会社がP2Pのアプローチをネットワークセキュリティに活用するサービスを発表したそうです。
サーバー型や端末ごとのセキュリティの確保とは異なったアプローチですが、ひとつの手法としては面白いかもしれません。
ネットワークセキュリティに P2P の発想(japan.internet.com)
「 ピアツーピア (P2P) というアプローチは、実にさまざまな技術で役に立つ。だが、本格的なネットワークセキュリティの役にも立つのだろうか?
セキュリティ ソリューションを手がけるInfoExpress(株式未公開) は、同社の『Dynamic Network Access Control』(DNAC) という手法の中ならば、それも可能だと考えている。」
アスキー主催の情報セキュリティセミナーで、弊社の徳力が講演を行いました。
「Winny問題」から、ソフトウェア開発者が学ぶべきこと
アリエル・ネットワーク株式会社
プロダクトマネジメント室 マネージャ
徳力 基彦