2006年6月アーカイブ

 CNETにP2P型のリアルメディア交換サービスのlendmonkeyのインタビュー記事が掲載されていました。
 簡単に言ってしまうと、物々交換のコミュニティサービスという感じでしょうか。
 なんでもファイル交換ソフトのWinMXのようなコミュニティを再現したかったということです。
 中古の流通市場というとヤフーオークションやAmazonの中古のようなマーケットプレイス型が基本ですが、こういった交換という概念は面白いかもしれません。

Web 2.0の挑戦者:ニッチ商品も見つかる?リアルメディアの交換サイトlendmonkey - CNET Japan

「PtoP型のリアルメディア交換サービスです。自分の所有するメディアをlendmonkeyのバーチャルライブラリに登録すると、他のメンバーのライブラリにアクセスできるようになります。他のメンバーに自分のメディアを提供すると、それと引き換えに同じ種類のメディアと交換できる「メディアクレジット」が与えられます。このクレジットは他のメンバーから同種のメディアを手に入れるために利用されます。」

 ブラウザOperaの最新バージョンであるOpera 9に、ファイル交換ソフトのBitTorrentがサポートされたようです。
 Opera8のプレビュー版でBitTorrentがサポートという記事が2005年7月でしたが、ここで好評だったためOpera 9にも実装されることになったようです。 
 最近日本では、FirefoxやSleipnirが優勢な印象がありますが、Operaはどうなんでしょうか?

ITmedia News:Opera 9、ウィジェットやBitTorrentを搭載して登場

「新バージョンでは、ブラウザ機能を拡張するWebプラグインソフトであるウィジェットを搭載し、P2P方式で高速にファイルのダウンロードを行うBitTorrentをサポートしている。」

 1年以上前に、エルゴブレインズがBitTorrent互換のP2P配信システムを開発したというニュースをご紹介しましたが、今年の1月にグループ会社としてグリッドソリューションズという会社が設立されていたようです。
 そのグリッドソリューションズに、トランスコスモスが出資したというニュースです。
 ストリーム配信大手のJストリームや映画コンテンツ配信サービスを手がけるCinemaNow Japanなんかが提携するようですから、いよいよ具体的なサービス展開が始まりそうで楽しみです。


トランスコスモスなど3社、商用PtoPコンテンツ配信サービスを拡大展開 - CNET Japan

「トランスコスモスは6月20日、PtoPコンテンツ配信プラットフォーム開発を手がけるグリッド・ソリューションズに40%出資したと発表した。トランスコスモスとそのグループ会社Jストリーム、グリッド・ソリューションズの3社で、商用PtoPコンテンツ配信サービスを拡大展開する。」

 ボーだフォンが携帯の利用者間でコンテンツを直接流通させるサービスを開始するそうです。

 ファイル交換サービスのように技術的にP2P技術を活用するわけではないと思いますが、P2P的なコンセプトということで興味深い取り組みです。


気に入ったコンテンツを「P2P」でリコメンド・ボーダフォンが新サービス モバイル-最新ニュース:IT-PLUS

「ボーダフォンは14日、気に入った携帯コンテンツを友人の携帯電話に送って視聴を薦めることができる「レコメール」サービスを始めたと発表した。対応コンテンツはあらかじめ暗号化されており、視聴したい人は暗号を解く「鍵」を購入して復号する仕組み。著作権を保護しながらコンテンツを「P2P」で流通させるサービスとして、「着うた」「着ビデオ」「壁紙」など約3万4000点のコンテンツを提供していく予定だ。」

 先週、アリエル・プロジェクトAの英語版を公開させていただきました。
 会社設立から、実施したかったことの一つなんですが、ようやくというところです。

 また、合わせて無料モニターキャンペーンも開始していますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。 


ITmedia エンタープライズ:アリエル、P2Pプロジェクト管理ソフトの英語版をβ公開

「アリエル・ネットワークは、P2Pによるプロジェクト管理・共有ソフト「アリエル・プロジェクトA v4.5」英語版βを同社の開発者向けサイトで公開した。ユーザーは無償でダウンロードして試すことができる。」

 韓国ではP2Pファイル交換サービスをすべて有料化しなければならないというガイドラインが出ていたそうです。
 実際には有料化した業者はまだいない状態のようですし、個人的にはこういうトップダウンのルールは結局海外のツールに流れるだけで意味が無いと思いますが、国ごとに異なる手法の一つとして今後の動向が注目されます。


"P2Pサービス有料化"ガイドラインに対し、業界が困惑 - 韓国P2P最新事情 (MYCOMジャーナル)

「韓国のP2Pサイトを巡り、音楽関連団体が強硬手段に出ている。韓国音源製作者協会(以下、韓国音製協)、韓国音楽著作権協会、韓国芸術実演者団体連合会の、3つの音楽著作権管理団体は、5月にP2Pサイトの全面有料化に関するガイドラインを発表。全てのP2Pサービスを有料化しなければならないとする期限が12日の今日に迫った。」

 マイクロソフトのWindows Vistaセミナーで、Vistaに実装されたP2Pのコラボレーションツール「Windowsグループ作業ツール」のデモンストレーションが行われたそうです。

 最近のマイクロソフトはP2Pがらみのニュースが多くて、どれがどれだか個人的にも非常に混乱しているのですが、機能を見る限り、「Windowsグループ作業ツール」というのは先日紹介した「People Near Me」の日本語サービス名のようです。


マイクロソフト、Vistaのビジネス利用における新機能を紹介

「 モバイル&コラボレーションの強化として、少人数向けのコラボレーションツール「Windowsグループ作業ツール」が紹介された。Power Pointを利用したデモが行なわれ、2人で編集を行なう様子や、ファイルの送信などが実演された。
 同ツールは、アドホック通信をサポートし、ネットワークのインフラがなくとも利用することができる。音声によるコミュニケーションについてはサポートせず、また10人以上でのコラボレーションについてはLive Meetingを利用して欲しいとした。」

 InteropにアバイアのP2P電話機が参考出展されていたようです。
 以前に紹介した、Nimcatの買収の成果のようですね。
 現在のところ国内での発売の予定は確定していないようですが、詳細については吉澤さんのこちらの記事に詳しく掲載されています

【Interop速報】アバイアがサーバーレスのプラグ・アンド・プレイIP電話を参考出展:ITpro

「 IP電話機をネットワークに接続するだけで、IP電話システムが構築できる--。日本アバイアが「Interop Tokyo 2006」に参考出展している「サーバーレスSIPソリューション」である。Peer to Peer(P2P)技術を使い、サーバーを必要としないプラグ・アンド・プレイのソリューションである。」

 ITproの連載「Skype日記」で、池嶋さんが転送方式が集中型で検索処理を分散にした新しいP2P方式について紹介されています。
 IndyというP2P音楽情報共有ソフトが、そういった仕組みを採用しているようです。
 なかなか興味深い分類です。

新しいP2P方式が登場した : ITpro Watcher

「一部ではすでに採用する動きがあります。「Indy」というP2P音楽情報共有ソフトは,新しいP2P方式を使ったシステムです。Indyはユーザーの趣味を認識し,ほかのノードと協調して動作することで,ユーザーが好きそうな曲情報を検索します。簡単に言えば,同じ趣味を持つ人を探して,その人が好きな音楽を紹介するようなイメージです。この検索結果を基に,アーティストのWebサイトから音楽をダウンロードします。」

 マイクロソフトの研究機関がP2Pアプリケーション同士の接続を可能にする「Relay Service」の試験提供を開始したそうです。
 最近のマイクロソフトのP2Pがらみのアクティビティは実に多岐にわたっていますね。

 Windows Vistaに搭載される予定のメッセージング基盤「Windows Communication Foundation(WCF)」をベースにしているそうですが、どれぐらい力を入れているのか興味深いところです。

マイクロソフト、2つの新セキュリティ・サービスを「Live Labs」で公開 : セキュリティ - Computerworld.jp

「米国マイクロソフトの研究機関「Microsoft Live Labs」は、新開発のオンラインID管理サービス「Security Token Service(STS)」と、ネットワーク・ファイアウォールを介してピア・ツー・ピア(P2P)アプリケーション同士の接続を可能にする「Relay Service」の試験提供を開始した。」

 MicrosoftがイギリスのSkinkersという,ピア・ツー・ピア型ネットワークを通じて従業員のデスクトップ・コンピュータ上に情報とメッセージを配信する技術を開発している企業と技術提携をしたようです。
 最近のMicrosoftはかなりこういった先端技術をいろんな形で抑えている印象があります。

 起業家や新興企業に自社の技術をライセンス供与する「Intellectual Property(IP)Ventures」というプログラムによって実現したそうですが、このプログラムは日本でもやっているのでしょうか?

米MicrosoftがP2Pベンチャ企業に技術供与,株式も取得:ITpro

「 米Microsoftは,同社の研究所Microsoft Research Cambridgeで開発した技術を英国の新興企業Skinkersに提供する。同社が現地時間6月5日に発表した。また,同社は,モバイル・メディア配信ソフトウエアを手がけるアイルランドのVimioと技術提携することも明らかにしている。」

 EMI Musicが無料P2P音楽配信サービスに、楽曲を提供するそうです。
 無料でP2Pをつかった音楽配信サービスとはいえ、ちゃんとDRMをかけて再生回数に制限をかけているサービスのようですから、最近話題のYouTubeなんかよりもより真面目でビジネス目的なサービスということが言えるかもしれません。
 とりあえず、当面は米国限定になるようです。

ITmedia News:EMI、無料P2Pサービスに楽曲提供

「EMI Musicは6月5日、電子商取引ソフト開発企業の米LTDnetworkと契約して、広告運営による無料P2P音楽配信サービス「Qtrax」に、大手として初めて楽曲を提供すると発表した。」

 今度のVistaでは、Windows Live Messengerのフォルダ共有機能Grooveなど、P2P技術を使ったアプリケーションが増えていますが、Vista自体にも「People Near Me」というP2P機能が実装されるようです。
 
 「People Near Me」は、いわゆるインターネットレベルでP2Pネットワークをはるというよりは、カフェであった相手にファイルを直接渡すなどというアドホックな利用をイメージした機能のようです。

 プレゼンテーションファイルを参加しているメンバーが同時に見たり編集したりという機能もあるようですから、会議なんかに便利そうです。


マイクロソフト、Windows VistaでPtoP機能を強化 - CNET Japan

「MicrosoftはWindows Vistaに、コンピュータ同士が簡単に情報をやりとりできる特別な方法を持たせようとしている。
 2007年初めに一般向けの発売が始まる予定のWindows Vistaには、近くにあるノートPC同士が情報を共有するためのコラボレーション機能が新たに搭載される。 」

 いよいよ、Grooveのベータ2が公開され、日本でも説明会が開催されたそうです。

 数年前に日本でGrooveが話題になったころには、日本でシステムコンサルタンツやNTT-AT等が代理店として販売を試みていましたが、いまいち話題にならなかった印象がありますが、Microsoftから日本語版がリリースということで、どれだけ日本でもP2Pコラボレーションソフトというものが認知されるのか注目しています。

 もちろん、アリエルとしては同じようなコンセプトのソフトウェアとしてライバルではあるのですが、P2P技術をビジネスに使うメリットを多くの方に理解してもらう必要があるという意味では同じグループだと勝手に思っています。
 機能や使い勝手など、是非いろいろと参考にしたいと思います。

 興味がある方は、ベータ版も試せるようなので、試されてはいかがでしょうか。

“安全な”ピアツーピアコラボレーションソフト「Groove 2007」

「マイクロソフト株式会社は5月30日、5月24日にベータ2が公開された「the 2007 Microsoft office system(以下、Office 2007)」のプレス向け説明会を開催した。説明会では、新たにOffice 2007のラインアップに加わったコラボレーションツール「Microsoft Office Groove 2007」の機能紹介が行われた。 」

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