2006年11月アーカイブ

bittorrent_logo.gif TechCrunchによると、ビットトレントの開発者Bram Cohenが自らの会社を去ることになるようです。

 もともとビットトレントはBram Cohenが一人で開発を始めて世界中に広まったアプリケーションなのですが、大規模な資金調達を行い本格的に企業として経営されるようになる中、Bram Cohenがつまらなくなってきたのか、それとも体よく追い出される羽目になったのか気になるところです。

 それにしてもビットトレント利用者が世界に7000万と言われると言うのはすごいですね。
 Bram Cohenの今後にも注目したいです。


TechCrunch Japanese BitTorrent、$25Mを調達、Bram Cohenは過去の人に

「今日(米国時間11/29)、Om Malikは「BitTorrent」の資金調達とCEOのBram Cohenの失脚をめぐる噂について記事を投稿した。われわれは独自の調査を行い、複数の情報源とリークされた文書に基づいて、だいたい正確と思われる事実を探り出した。それによると、BitTorrent はAccel Partners、および以前にも資金を調達した Doll Capital Management からシリーズBのラウンドで$25M(2500万ドル)を調達、現在までに調達された資金の総額は$34M(3400万ドル)に上った。また BitTorrentプロトコルを開発したCEO Bram Cohenは間違いなく会社を去る。」

bittorrent_logo.gif 5月にワーナーと提携して話題になったビットトレントですが、2007年2月からそれ以外の複数の大手映画会社とも提携し、映画やテレビ番組を配信するビデオストアを開始するようです。

 記事にも書かれているように、動画の配信サービスと言うのはこれからAppleを初め多くの企業がしのぎを削る戦場になるはずで、その中でビットトレントのP2P技術によるダウンロードコストの低減、ダウンロード速度が速いという特徴だけでは、利用者の人気を集めることはなかなか難しい気もします。

 ラインアップを他社並みに揃え、使い勝手もどれだけ良く出来るかが課題になりそうです。


PtoPソフトのビットトレント、複数の大手映画会社と提携 - CNET Japan

「PtoP技術を提供するBitTorrentが、映画やテレビ番組を配信開始する契約を大手エンターテインメント企業から獲得したことを米国時間11月29日にも発表する予定だ。配信開始は来春を予定している。
 BitTorrentは2007年2月より、Paramount Pictures、Lionsgate、20th Century Foxなどのハリウッドの映画会社が制作した映画や、MTV Networksのテレビ番組をダウンロード提供するビデオストアを運営開始する予定だ。BitTorrentは2006年5月にも、Warner Bros. Entertainmentとの間で同様の契約が成立したことを発表していた。」

 「P2Pとかその辺のお話」というブログに、:RED HERRINGの「Can P2P Really Go Legit?」という記事の訳が掲載されています。
 
 このブログでも紹介してきたように、P2Pファイル交換ネットワーク事業者自体は合法化への道を着実に歩んできていますが、この記事で紹介されているように実はそれによって成功した事業者というのは、ほとんどいません。
 実際、iTunesストアやYouTubeのように、誰でも使えるレベルになって初めてお金が落ちるという考え方もあり、単純に今までの無料だから人気があったソフトウェアを有料にするというアプローチはうまくいかないでしょう。

 Yahoo動画は実はP2Pだったという記事もありましたが、そう考えるとiTunesストアやYouTubeのようにサーバー型のアプローチで人気を誇っているサイトが、裏側の仕組みでP2Pを導入してコストを下げていくというアプローチのほうが現実的なのかもしれません。


P2Pとかその辺のお話: P2Pは本当に合法化へ向かうのか?

「レコードレーベルは訴訟に持ち込むことができるし、和解をすることもできる。しかし、P2Pマウスを追いかけている猫は、ネコ科がついていけないほどに賢いげっ歯類が素早く増えていることを理解した。」

vista_logo.gif ZDNetにWindows VistaのP2P機能の一つである「People Near Me」を使った「Windows Meeting Space」についての記事が掲載されていました。

 これにより、会議参加者に資料を配布したり、デスクトップやアプリケーションを会議参加者と共有したりということが手軽に実現できるようです。

 もちろんWindows Vistaユーザーしか利用できませんが、どんな感じになるのか楽しみです。


Windows Vistaの「Windows Meeting Space」活用のために知っておくべき10のこと - ZDNet Japan

「「Windows Meeting Space(WMS)」はWindows Vistaに組み込まれることになる新たなアプリケーションであり、最大10人までのユーザーがデスクトップ、アプリケーション、ファイル、プレゼンテーションを共有でき、個人的なメモのやり取りをネットワーク経由で簡単に行えるようにもなっている。WMSの特徴や機能のポイントを以下に挙げてみたい。」

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