Zoho Wiki (wikiベースのホームページ作成サービス)

zohowiki1.png Zoho Wikiは、wikiベースのホームページ構築サービスです。
 TechCrunchで紹介されていたので早速使ってみました。
 
 最初は、ZohoはもともとZoho Writerというwikiベースのオンラインワープロサービスを出しているので、何をいまさらと思ったのですが、ここで言うZoho wikiのターゲットは、wikiベースでウェブサイトを作るためのサービスがターゲットのようです。

 いわゆるSocialtextJotspotのような企業向けWikiとか、Google Apps for Your Domainに入っているGoogle Page Creatorや、Office Liveのウェブサイト作成サービスと競合するイメージでしょうか。

 そういう意味では、とりたてて他のwikiサービスと違う機能はないのですが、Zohoのほかのサービス同様、使い勝手も良く、他のサービスとの連携や同期もできるのでZohoユーザーであれば、他を使わずにこれを使うというのが当たり前になりそうです。

 ちなみに、TechCrunchでは、Zohoもそろそろ買収されるのではという予測をたてています。
 登録者数は15万人とサービスの品質に比べると意外に少ない印象もありますが、そういう意味ではお買い得かもしれません。
 開発メンバーがインド中心という意味でも、注目のサービスです。

CNETにZOHO wikiの記事が掲載されていました
 ZohoやThinkfreeZimbraなどの企業が競合している分野はウェブオフィスと呼ばれているようです。


zohowiki2.png【Zoho Wikiの主な機能】
・ページ作成機能
 wikiを使ってページを作成することができる。
 テーブル単位でページを編集することができる
 ページの変種履歴を記録しており、変更履歴を比較したり元に戻したりすることができる。
 ページに時系列のコメントをつけることができる。
 
・リッチテキスト機能
 複数のリッチテキストエディターから選択することができる

・管理機能
 複数のwikiを作成することができる
 最近修正したページのリストが表示される
 最近追加したページのリストが表示される
 最近のコメントの一覧が表示される

・共有機能
 複数のwikiを作成でき、wiki単位で共有設定をすることができる
 ページをインターネット上に公開することができる
 ページを特定のメールアドレスのメンバーと共有することができる

・その他
 自分のロゴを追加することができる
 画面の色設定をいくつか変更することができる
 更新履歴をRSSで受け取ることができる


【Zoho Wikiの概要】
運営:AdventNet Inc. (Pleasanton, CA)
開始:2006.12.20
開発部隊:80名(2006年12月現在、うちインド75名)
収益:特に無し (他のアプリに有料版がある)


【Zoho Wikiの画面】
zohowiki.png




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