Googleが中国製ブラウザのMaxthonに100万ドルの出資を実施?

maxthon_logo.png 以前レビューした、ブラウザーのMaxthonですが、Googleが100万ドルを出資したのではないかと話題になっているようです。

 GoogleはFirefoxとも密接な関係をとっていたと思いますし、日本でもSleipnirがGoogleと提携したりしていますが、着々とInternet Explorer以外のブラウザを自らのサイドに取り込み始めているというところでしょうか。
 最近あまり話題にならなくなった印象もあるFlockなんかも、そのうち何か動きがあるのでしょうか。

 ちなみに、Maxthonは中国の企業と言うだけでなく、イスラエルとも関係が深い企業の模様。
 1月にレビューした時には7000万ダウンロード強だったと思いますが、現時点では8000万ダウンロードを超えているようなので、3ヶ月で1000万ダウンロードと言うところでしょうか。
 日本には短期的には影響はなさそうな気もしますが、「Maxthonは、Googleで推奨ブラウザとして宣伝されるようになるのではないか」という見方もあるようですので、この辺りがどう影響してくるのかが注目です。

 
グーグル、「Maxthon Browser」の開発元と提携か--米報道 - CNET Japan

「Googleが、「Maxthon Browser」の開発元で、イスラエルとも関係の深い中国企業の少数株式を購入した模様だ。Maxthon Browserはウェブプロキシを介してトラフィックを処理し、政府の情報規制を迂回することができる機能を有するため、中国で人気を博している。」




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