ライブ動画配信サービスのトッププレイヤーはどこになるのか
このブログでも、UstreamやStickamを始めとして、いくつかレビューを行ってきたライブ動画配信サービスですが、TechCrunchによると利用者の登録数ではかなり明暗が分かれて来始めているようです。
他のライバルを引き離しにかかっているのは、justin.tv。
Google Trendsで比較してみるとこんな感じです。
ブログにエンベッドされたビデオの再生回数は対象になっていないと思うので、厳密なサイトの盛り上がり度ではないのですが、グラフの傾きを見る限り優劣は明らかな印象です。
justin.tvの日本での知名度は低いですが、もともとアメリカでライブ動画ブームのきっかけとなったサービス。
まぁ、当然と言えば当然の結果なのかもしれませんが、実際に利用者向けにライブ配信サービスを公開したのは、上記の4事業者の中でも後発なので、どういう経緯でこういった差が出てきたのかというのは気になるところです。
サイトの雰囲気を軽く眺める限りは、justin.tvはカジュアルなエンタメ系の配信が多いようなので、やはり人数を集めるにはそれが重要ということなのかもしれません。
ちなみに参考までに日本だけでやってみるとこんな感じ。
ネット系のコミュニティではUstreamの方が知名度がある印象もあったのですが、さすがに日本企業が運営していることもあり、Stickam.jpがUstreamに大差をつけているようです。
Google Trendsでこの数字と言うことは、Google Trendsの測定対象外の利用者の傾向を考えると、想像以上にStickam.jpの方が一般的な知名度はUstreamよりあるということなのかもしれませんね。
ちなみに、Justin.tvが顔を出してきているのは、サイトが日本語対応しているのも影響しているのかなと思えます。(まぁ、現在はひどい日本語ではあるのですが)
そういう意味では、Ustreamの日本語対応も一つのポイントになるのかもしれません。
何にしても、この業界の傾向もこの半年~1年で見えてきそうな雰囲気です。
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関連タグ:blogTV , justintv , Stickam , Ustream ,
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