Office 12ではSharePointとの統合を強化

 ZDnetにこんな記事が掲載されていました。

マイクロソフトの使命は「前へ向かって走る」こと:オープン時代のオフィスソフト(1) - ZDNet Japan

 個人的に注目したのは下記の部分。

Windows Server 2003で動作する情報共有エンジンである「Windows SharePoint Services」(WSS)とクライアントの統合は、Office 12でさらに強化されるという。例えば、Outlookでは、ワークグループで共有したいドキュメントをユーザーが送信メッセージに添付することで、 SharePointへアップロードし、共有することが可能になる。また、SharePoint上のAccessデータベースを複数のユーザーがローカルにあるデータベースと双方向に同期しながら利用することもできるようになる。これらの機能をベースにして、必要であれば、さらに高度なソリューションを独自に開発することも可能だ。

 これまで情報共有というのは比較的ファイル単位の完成品をお互いに交換し合うというのが一般的でしたが、最近のWeb2.0系サービスに見られるように共同編集が最近は注目されていますから、MicrosoftもAccess辺りを使ってその辺りへの対応を更にしてくるということでしょうか。

 記事の中でも「こうしたことは、サーバ、クライアント、サービスが有機的に連動することで初めて可能だ。」という発言がありますが、Officeソフト自体を持っているMicrosoftがその強みをどう活かしてくるのか注目されるところです。

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