Adobe AIRは、PDFと同様プラットフォーム化することができるか
以前レビューしたAdobe AIRですが、Adobeの幹部がAIRについては当面はアプリケーションを増やすよりも、プラットフォーム自体の魅力を強化する方針を明らかにしたそうです。
リッチアプリの開発プラットフォームとしては、Adobe AIR以外にもGoogle Gearsとか、MicrosoftのSilverlightとかライバルが存在するわけで、当面はそれらのプラットフォームに勝つために目先のアプリケーションを増やすよりも、プラットフォームに注力し、あとからアプリがついてくるという状態をイメージしていると言うことでしょうか。
ライバルも強力ではありますが、AdobeはなんといってもPDFでの実績がありますから、今後の展開が気になるところです。
アドビ幹部、AIR戦略を語る:「第一にプラットフォーム、アプリケーションはその次」:ニュース - CNET Japan
「dobe Systemsの開発者グループのある幹部によると、同社はウェブベースのアプリケーションがますます強力になるのに対応して、オンラインの「Office」形式のアプリケーションを作成するよりも、開発プラットフォームの提供に力を注ぐという。」
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