ソーシャルカレンダーをクライアントソフトで実現するc2talk
今週、インフォテリアさんから、ソーシャルカレンダーソフト「c2talk」が公開されました。
ウェブ上にあるスケジュール情報を共有して自分のカレンダーに取り込めるというUpcomingのようなソーシャルカレンダーの機能をクライアントソフトにもたせた製品のようです。
ウェブサービス全盛の今、なぜあえてクライアントソフトを選択したのかという理由については、社長の平野さんが詳細にブログで書かれていますが、「「こちら側」とWebをつなぐためにクライアントソフトをしている」というのは良く分かります。
特にカレンダーのようなアプリケーションは人によって目的や使い方が大きく異なるので、いろいろなバリエーションがあっていいソフトだと思ってます。
そういう意味では、オンラインカレンダーもクライアントソフトも、いろいろ役割分担がなされていくような気もします。
もちろん、逆に言うとマルチスケジューラの目指すところと似ているので、ライバル出現ということではあるのですが。
個人的にも、マルチスケジューラに実装したいと思っていた機能が、c2talkにはいろいろと実装されているようなので、参考にさせていただきたいと思います。
早速試したところ、Firefoxを使っているせいか上手く動作しなかったので、時間ができたら改めてレビューしたいと思います。
・インフォテリア、ソーシャルカレンダーソフト「c2talk」の提供を開始 CNET
「インフォテリアは、さまざまな情報をカレンダー上で管理できるソフトウェア「c2talk」を開発し、8月14日にベータ版の配布を正式に開始した。
同社が「ソーシャルカレンダーソフト」と呼ぶc2talkは、通常の「カレンダー(Calendar)」に「コラボレーション(Collaboration)」の要素をミックスしたもので、自分の仕事関連やプライベートのスケジュールだけでなく、ウェブ上にあるさまざまな情報を取り込んで表示できるのが特徴だ。」
前の記事:Web2.0系カレンダーサービスkikoの値段はたったの600万円?
次の記事:GoogleがオンラインワープロWritelyの一般公開を再開
関連タグ:カレンダー , c2Talk ,
■関連記事
Facebook AdsはGoogle Adsenseを超える究極のターゲティング広告?
OpenSocialは、SNS業界にどんな変化を引き起こすのか
OpenSocialは、ウェブサービスの真のオープン化のきっかけになるか。
Writelyをグーグルが買収
ネオジャパン、Ajaxを利用してWebブラウザをデスクトップのように
アリエル・ネットワークでは、インターネット時代にふさわしい新しい情報共有ツールの研究・開発をしています。
「こういった製品が欲しい!」「こういった機能が必要ではないか?」 |