GoogleがオンラインワープロWritelyの一般公開を再開
以前にレビューしたオンラインワープロのWritelyですが、Googleに買収されたことによって一気に注目が集まり、急増した利用者に対応できず登録を制限していました。
それが、いよいよ先週通常の新規登録を再開したようです。
CNETの記事によると、Writelyはオンラインワープロの分野でトップの評価を得ているそうで、いよいよMicrosoftのWordとの本格的な競合が始まるのではないかという見方も多いようです。
個人的にも文書の共同作成という面で、Writelyは情報共有ツールとしても非常に便利なので注目しています。
今回の再一般公開に伴い特に大幅な機能拡張を行っているわけではないようですが、今後Googleの他のアプリケーションとの連携も見込まれますから注目です。
Zoho Writerのような類似のオンラインワープロ事業者も、ここが正念場になりそうです。
・ITmedia Biz.ID:Google版「Word」のWritelyが一般公開
「Googleが2006年3月に取得した、Webブラウザ上でWordライクな操作性を実現するワードプロセッサのWritelyが、β公開での招待制を終了し、一般に開放すると発表した。
Writelyのβサイトは買収後、Google化された新サービスに移行するとして、新規登録の受付を停止した。」
※CNETにも詳細の記事が掲載されました。
・グーグル、Writelyの利用受け付けを開始
「ウェブベースのオフィス生産性製品市場に製品を投入しているのはGoogleだけではない。ほかにも、AdventNetのZoho、 SilverofficeのGoffice、ThinkFree、そしてNatiumのFlysuiteなどがあり、これらのいずれもが、現在 Microsoft Officeが独占する大規模な同市場で一定のシェアを確保したい考えだ。」
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