Google OS登場への三つのシナリオ
CNETにRead Write WebのGoogle OSの記事の翻訳が掲載されていました。
この記事は本家では一ヶ月前に「Google OS:What To Expect」というタイトルで掲載されていたものなのですが、いわゆるGoogle OSと噂されているGoogleによるWindowsとの全面戦争のシナリオについて、下記の3つの可能性をあげています。
■ウェブベースのデスクトップ(つまりオペレーティングシステム)
■フル機能のLinuxディストリビューション
■簡易版LinuxディストリビューションかBIOS、あるいはそれら両方
どれもありそうなシナリオで、気になるところです。
さらに刺激的なのは「われわれはGoogleOSは6カ月以内に出現しうると考えている」と明記されている点。
11月末から6ヶ月以内ということであれば、遅くとも2007年5月というところでしょうか。
Windows Vistaの登場により、いよいよMicrosoftがGoogleと正面衝突するというのが、確かに以前から言われていたことですから、完成度やインパクトはともかく、Googleも何らかの手を打ってくると言うのは確かに納得できるところがあります。
それを考えたら、最近のGoogle Apps for Your DomainとOffice Liveの争いなんかは、前哨戦というよりも小競り合いのレベルぐらいの話になってしまうわけで。
業界の周辺にいる人間としても、今後の動向が気になるところです。
うわさの尽きないGoogleOS:結局のところ何が出てくる? - CNET Japan
「GoogleOSなどというものは存在しない。にもかかわらず、これはウェブ関連で最も話題にされているもののひとつだ。これについての議論は尽きず、スクリーンショットさえ存在する。まるで、誰もがGoogleにOSを発表して直接Microsoftと戦ってほしいと思っているかのようだ。しかし、Googleはそのような見方を否定しているのみならず、そういう憶測を冗談のタネにさえしている。それでも、ここではGoogleの製品戦略がどこに向かっているかを分析することにした。そして、GoogleOSの可能性を検討する。」
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