Googleが企業向けWikiのJotspotを買収
企業向けWikiのJotspotがGoogleに買収されたようです。
既に、Jotspotのサイトは新規登録が閉鎖され、既存顧客も使用課金が停止されているようです。
Jotspotの既存顧客は2000社程度のようで、顧客ベースや、サービス自体はそれほど大きなものではないと思いますが、TechCrunchによると今回の買収の主な目的はJotspotの開発チームではないかと推測されており、もう一つの可能性としてはGoogleのプロジェクト管理用アプリにJotspotを充てるというのが指摘されています。
競合企業となる企業向けwikiのSocialtextや、プロジェクト管理サービスのBasecampを提供する37SignalsやZoho Projectにとっては、気になるニュースなのではないでしょうか。
どちらにしてもWritelyがGoogle Docsになったときのようにサービス名自体は変更されることになる可能性が高そうです。
Jotspotは日本ではあまり有名ではないですが、使い勝手の良いwikiとして評判でしたから、これでいわゆるOffice2.0サービスにおけるGoogleの存在感はまた一層増すことは間違いないでしょう。
※CNETにも詳細の記事がアップされました。
グーグル、Wikiシステムを提供するJotSpotを買収 CNET
TechCrunch Japanese アーカイブ » GoogleがWikiコラボのJotspot買収
「Googleが今日(米国時間10/31)、wikiベースの会社Jotspotの買収を発表した。これによりGoogleのオフィス戦略はたちまちリッチになった。Jotspotのビジネス主導型サービスはカレンダー機能やフォト共有など山ほどある各種アプリを丸ごとwikiのフレームワークにプラグとして組み入れるサービス。今夏新たに登場した」
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