「AJAX」で生まれ変わるデスクトップアプリケーション
CNETにこんな記事がありました。
「AJAX」で生まれ変わるデスクトップアプリケーション (CNET)
後半に、現在AJAXが注目されているのは主に個人向けアプリケーションの分野ですが、今後は企業向けアプリケーションにも波及するだろうという予測が書かれています。
AJAX自体は技術の話ですから、あまり本質的な話ではないかもしれませんが、企業のシステム担当者からすると確かにユーザビリティを向上する上で非常に重要なポイントですね。
こんな発言も紹介されています。
「ウェブベースのユーザーインターフェースを採用しなければ、シッククライアントを用いて任意のクライアントサーバインターフェースを実装し、レンダリングのための作業をすべて実行する必要が生じただろう。ウェブベースのUIの利点は、インストールが不要ということだが、これはほんとうにすばらしい特性だ」
このポイントは確かに実感として感じます。
これまで独自UIのアプリケーションは、その操作性の自由度が一つの売りでしたが、インストールの手間を考えると、今後はAJAXベースのものにある程度置き換えられていくことになりそうです。
もちろん、ZDNet.com Between the Linesブログにも書いてあるように、AJAX自体は開発する側からすると、実は開発に非常に手間がかかるという課題がありますから、なんでもかんでもAJAXという話ではないというのがポイントですね。
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