Skobee (あいまいプランナー)
Skobeeは、ちょっと変わったコンセプトのウェブスケジューラーです。
百式の田口さんが紹介していて気になったので、レビューして見ました。
サービスのイメージは、実はいわゆるスケジュール管理というよりは、タスク管理に近いかもしれません。
最大の特徴は、日程が決まっていない予定をとりあえず適当に入力しておくことができるという点です。
一般的には、予定というとつい日程がFIXしているものを中心に考えてしまいがちですが、ほとんどのプランはあいまいな状態から始まりますよね。
旅行に行きたいとか、だれだれと食事をするとか。
そんなあいまいな状態の予定をとりあえず入力しておいて、徐々に参加者と議論しながら具体的な予定に煮詰めていくことができるというのは、結構目からウロコな感じです。
他のメンバーと予定が共有できたり、同じ地域のスポットに誰が出没するかという予定が探せたりという、いわゆるZventsやEventfulのようなソーシャルカレンダーのような機能もありますし、やりたいことをメモしておくという意味では、checkpadやRemember the milkのようなタスク管理サービス的にも使えそう、と、これまでのサービスの枠に改めて疑問を投げかけている感じもあります。
マルチスケジューラも、少し既成のスケジューラーのコンセプトに染まっていたところがあるので、Skobeeのようなあいまいな予定を入れていけるような余地を改めて考えてみたいと思います。
【Skobeeの機能】
・スケジュール管理機能
タイトル・日程・時間帯・出席者・場所などの情報を登録することができる。
あいまいな予定を作成することができる
予定にコメントをつけることができる
・一覧機能
あいまいな予定と確定している予定を一覧で表示することができる
・共有機能
予定を特定のメンバーと共有することができる。
・ソーシャルネットワーク機能
登録メンバーを友達登録できる
・場所機能
飲み屋やイベント会場などのスポットを登録することができる
自分の近くのスポットを検索することができる
各スポットに誰が出入りするかを検索することができる
【Skobeeの概要】
運営:Skobee, Inc. (San Francisco, California)
開始:2005年10月?
収益源:無料
関連タグ:カレンダー , Skobee ,
前の記事:Writelyをグーグルが買収
次の記事:米国のWeb 2.0ブームの実状
アリエル・ネットワークでは、インターネット時代にふさわしい新しい情報共有ツールの研究・開発をしています。
「こういった製品が欲しい!」「こういった機能が必要ではないか?」 |