米国のWeb 2.0ブームの実状

 先日のGoogleによるWritely買収の関連で、CNETにこんな記事が掲載されていました。

グーグルの「Writely」買収で浮き彫りになったWeb 2.0ブームの実状 - CNET Japan

 Web2.0ブームに注目すると同時に、バブルにも似た状況に懸念を表明している記事になっています。
 個人的に注目したのは下記の一覧表。

・オンラインカレンダー:最も活発な動きを見せる分野の1つで、「30 Boxes」「CalendarHub」「Trumba」「Joyent」「Kiko」「Planzo」「Spongecell」などがサービスを提供している。

・生産性アプリケーションスイート:「HyperOffice」「gOffice」「ThinkFree」などが本格的なバンドルアプリケーションを提供している。

・電子メール/コラボレーション:「Goowy」「Zimbra」「Meebo」(ウェブベースのインスタントメッセージング)、および「Jotspot」(Wikiのホスティングサービス)などがある。

・プロジェクト管理/パーソナルオーガナイザー:「AirSet」「37Signals.com」「Zohoplanner」「Stikipad」

・マルチメディア・ソーシャルソフトウェア:人気の高い写真共有サービス「Flickr」や「Riya」(写真検索)、「You Tube」(ビデオ共有)、「Podbop」(楽曲ポッドキャスト)などのサイトがある。

 このブログでも、相当この手のサービスはレビューしてきたつもりでしたが、アメリカにはまだまだたくさんあるんですね。

 日本では、こういった分類に当たる企業というのはほとんどいない印象もありますが、買収してもらえる可能性が低いからでしょうか?それとも今後は増えてくるのでしょうか?
 気になるところです。

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