Zoho Virtual Officeは、オンデマンド型とローカル利用型でベータ開始
10日にZohoの6つのサービスがシングルサインオンに対応したというニュースを紹介したばかりですが、今度はさらにウェブメールなどが追加されたフルセットの「Zoho Virtual Office」がリリースされたようです。
今週はGoogle Docs & Spreadsheetもリリースされましたし、オンラインオフィスサービスのニュースがもりだくさんですね。
オンラインワードとエクセルのみと機能が絞り込んであるGoogle Docsに対し、Zoho Virtual Officeは、メールやカレンダーの機能も追加されていますので、Zoho Virtual OfficeはGoogle Docsの対抗サービスというよりは、GoogleのGmailやGoogle Calendar等を含んだトータルのサービスに対する対抗サービスということになります。
サービスのラインアップを見る限り、このままYahooやeBayにまとめて買収されてもおかしくないサービスのように見えてきますが・・・
個人向けは無料で法人向けは有料というビジネスモデルを取るようですが、ASPサービスだけでなく、サイボウズのようなローカル利用版も提供するという点が興味深いところです。
日本語版がないこともあり、日本ではあまり注目されていないZohoですが、サービスとしての完成度は高いので個人的には今後の動向に注目です。
・ウェブベース生産性ソフト「Zoho」がスイート化--「Zoho Virtual Office」発表 - CNET Japan
「統合生産性アプリケーション「Zoho Virtual Office」が米国時間10月11日、ベータサービスとしてオンデマンド型とローカル利用型の両バージョンで登場した。
Office 2.0カンファレンスを主催するIsmael Ghalimi氏によると、「Zoho X」とも呼ばれる同スイートは、ウェブベースのワードプロセッサをはじめ、Zohoの既存の各種オンラインアプリケーションを集めてウェブメールサービスを追加したものだという。TechCrunchとZohoの顧問を務めるZoli Erdos氏もこれに言及している。 」
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