ノートン・インターネットセキュリティ2009に期待するセキュリティソフトが存在を感じさせない時代
先日、ノートン・ブロガーズミーティングに参加させていただきました。
このイベントは、AMNでも告知にご協力させていただいたのですが、最近セキュリティソフトの調子が悪いのもあり、一参加者として申し込んでみました。
(私が当選したせいで抽選に漏れてしまった方すいません。)
ちなみに、ワークスタイル・メモでは、セキュリティソフトの話はほとんど取り上げていません。
なぜなら、セキュリティソフトは仕事の生産性を上げてくれるとか、仕事のやり方を変えてくれるとか言うソフトではなく、どちらかというとPCを重くするソフトという印象がどうしてもあるからです。
そう言う意味で今回のノートンインターネットセキュリティ2009で気になったのが、軽さ。
ブロガーイベントの事前告知でも、「ゼロインパクト」を歌っていましたが、その謳い文句にあうほどの軽さを実現しているのかどうか、本当にPCのパフォーマンスのゼロインパクトを達成しているのかどうか、が最大の興味対象です。
で、当日のプレゼンで強調されていたのが、他社と比較した際での様々な動作速度の速さ。
起動時間から、メモリー利用量、スキャン速度や通常動作時のシステムへの負荷まで、少なくとも他社製品の現在のラインアップに比べると最速・最軽量を誇っているそうです。
これはちょっと期待してしまいますよね。
もちろん、自社製品のアピールですから、ある程度は斜めに見る必要はあるのでしょうけど、β版も話題を呼んで、ダウンロード件数は国内だけで前年比7倍だったというから、なかなかこれは良さそうです。
また、スキャンの対象をリスクのあるプログラムのみに絞り込むんでスキャンを高速化する「ノートン インサイト」、PCがアイドル状態時に定義ファイル更新やシステムスキャンを実行する「スマート スケジューラ」とか、重要度の低いセキュリティ警告を表示しないようにする「サイレント モード」とか、ゼロインパクトを達成すべく様々な機能が実装されているそうです。
まぁ、他にもいろいろと改善されている項目はあるみたいですが、それは他の参加者の方々のレポートを見ていただくとして。
とにかく私が気になるのは、システムへの負荷と速度。これだけです。
ということで、早速評価版を試してみているのですが、今のところ、確かにこれまでのソフトに比べると動作の負荷が気にならない感じがします。
1998年頃、会社で導入していたセキュリティソフトは、起動すると仕事にならないので、毎回まず最初に落としていた記憶があったりするのですが、ようやくセキュリティソフトもここまで来てくれたかという感じですね。
今後は更に進化して、起動していることすら忘れているぐらいの軽さになって、文字通りパフォーマンスにゼロインパクトのソフトになって欲しいと強く願います。
ちなみに、今回のノートンのコマーシャルは中川翔子さんが起用されたようです。
前の記事:Rejaw (マイクロブログとリアルタイムチャットの組み合わせ)
次の記事:Oracle Sales CRMに見る、本気のEnterprise2.0アプリの可能性
関連タグ:セキュリティソフト ,
■関連記事
Facebook AdsはGoogle Adsenseを超える究極のターゲティング広告?
OpenSocialは、SNS業界にどんな変化を引き起こすのか
OpenSocialは、ウェブサービスの真のオープン化のきっかけになるか。
Writelyをグーグルが買収
ネオジャパン、Ajaxを利用してWebブラウザをデスクトップのように
アリエル・ネットワークでは、インターネット時代にふさわしい新しい情報共有ツールの研究・開発をしています。
「こういった製品が欲しい!」「こういった機能が必要ではないか?」 |