Enterprise2.0代表のZimbraも、日本展開は苦戦中?
ITmedia Biz.IDにZimbraのCTO スコット・ディーゼン氏の会見の模様が掲載されていました。
やはり、ZimbranoライバルはGoogle Appsとのことで、「Google Appsの場合、データはあくまでGoogleのサーバに保存され、顧客側のコントロールが効かないが、Zimbraではシステム自体のライセンスを行っている。社内にシステムを置いて“社内SaaS”的に提供したり、ISPがシステムを導入して顧客向けSaaS提供できることが強みだ。」ということのようです。
大日本印刷や関東学院大学など、利用事例も増えてきているようですが、「日本のほうが保守的。米国のほうが新技術の導入に積極的だ。日本では他の方が使わないと、なかなか採用しない」と発言しているあたりを見ると、やはり米国市場での短期間での普及に比べると、日本市場は苦戦しているというのが現状のようですね。
ただ、3年後には30億円規模のビジネスを目指しているようなので、これから販促活動を強化していくものと思われますし、Yahooグループ入りしているという意味では、ヤフージャパンとの連携も気になるところ。
今後の動向に注目したいと思います。
ライバルはGoogle Apps? オフライン対応のWebメールZimbra5.0 - ITmedia Biz.ID
「コンシューマ向けと言われてきたWenb2.0的なサービスの、企業向け展開が加速している。Webベースのメールサービスを提供している米ZimbraのCTO スコット・ディーゼン氏が11月14日に来日し、日本国内での事業権を持つ住友商事と共に会見した。」
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