Google SitesのライバルはLotus NotesやSharepoint?
2月末に公開されたグーグルの協業サイト構築ツール「Google Sites」ですが、興味深い記事がITmediaにあがっていました。
・Google SitesはIBMとMSに対抗できるか - ITmedia News
「Google Sitesのプロダクトマネジャーで、JotSpot構築に貢献したスコット・ジョンストン氏は、Sitesは土台になったJotSpotとはほとんど似ていないと言う。Google Appsらしく見せるために、Googleコンポーネントで徹底的に書き直したからだという。
しかし、このアプリケーションはGoogle Appsをコラボレーションソフトスイートとして際立たせるかもしれないが、それでもGoogle AppsはライバルのMicrosoftとIBMに幾つかの重要な点で後れを取っている。」
個人的にはGoogle SitesはもともとGoogleが買収したJotSpotをベースにしたものですし、Google Apps">Google Appsにまだまだ小規模企業向けのイメージがあるので、Socialtext等の企業向けWikiやZimbraとは競合したとしても、MicrosftのSharepointやIBMのLotus Quickrの競合商品としてのイメージがあまりなかったのですが。
米国においては、Google Appsは着実に大手企業も含めた企業向けのアプリとして比較されるようになってきているようです。
なぜか自分のところで使っているGoogle Appsだと、Google Sitesの登録ができないので、まだ利用できておらず、Jotspotからどれだけ進化しているのか判断ができないのですが、利用できるようになったらチェックしてみたいと思います。
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