Skypeの企業向け管理機能が強化?
先日公開されたSkypeの最新版には、実はさまざまな企業向けの管理機能が実装されていたようです。
Skypeは簡単なインストールや無料通話など、利用者にとっての利便性が評判になる一方、企業管理者からはP2P技術を使っている印象の点も含めて管理不能アプリとして利用自体を制限されることも多かったですから、この管理機能が意味するところは大きい気がします。
なんでも、グローバルにはSkypeのビジネスユーザーが占める割合は3割を超えているそうです。
日本ではメッセンジャー系のソフトを禁止している企業が多いですから、もう少し低そうな気がしますが、海外では国際通話無料という点からも業務に重宝している企業が多そうです。
ただ、ちらっとSkypeのビジネスコントロールパネルを見た限り、クレジットの共有等の設定はあるのですが、チャット等の禁止設定がどこで設定できるのか、いまいちわかりませんでした。
誰か知っていたらぜひ教えてください。
※コメント欄でyoshiさんから指摘いただきました。msiを個別に作りこんで配布できるということのようです。
すでに社内で利用されているSkypeを後付でコントロールできるようになるわけではなく、社内で禁止している場合に、条件付での利用を許可するようなイメージですね。
yoshiさん、ありがとうございました。
スカイプ、「Skype 3.0」の企業向け機能をアピールへ - CNET Japan
「Skypeはニュースリリースの中で、同社最新版の「Skype 3.0」に搭載されているコントロール機能をアピールすることを計画している。組織や企業がこうした機能を使用すると、企業環境の中で同ソフトウェアの使用をコントロールすることが可能になる。Skype 3.0がリリースされたのは2006年12月13日だが、同社はこれまで企業向けの機能をあまり強調してこなかった。」
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コメント
Skypeの機能制限のハナシですが、コレは各者が独自にmsiを利用して標準インストール設定を作り込むことができると云うコトではないでしょうか?
msiの仕様自体を分かっていないのですが、
http://www.skype.com/security/Skype-v1.5.adm
にあるグループポリシーテンプレートを修正することにより、一部機能についての制限や、proxyを使用するときのデフォルト設定を盛り込めるように読めます。
つまり、web上のコントロールパネルで設定することにより独自に作り込まれたsetup.exeをダウンロードできる、のではなく、各者が自分で作り込んだmsiを配布することによりSkypeをコントロールする、というような。
投稿者: n-yoshi | 2007年1月29日 20:53