IBMの提唱するアクティビティセントリック・コンピューティング

 ITmediaオルタナティブブログで、みずほ総研の吉川さんがこんな記事を書かれていました。

Lotusphere2006で発表されたアクティビティセントリック・コンピューティングという概念  (ITmedia オルタナティブ・ブログ)

 個人的に、特に注目したのは、下記の部分

最近の企業内情報共有では、ポータルなどを使って社員個人の欲しい情報をまとめて1画面に表示をするというのが主流なコンセプトである。ただこのとき情報をどう見せるべきかというと、それは情報の発信者側が押し付けるのではなく、見ている本人にあわせて表示してあげたほうがよいはずである。その時に各個人は情報をどのように関連付けるのだろうか?日本では時々朝から晩までスケジューラを立ち上げてそれベースで仕事を進める人がいることを考えると。自分の起こすべき行動(あるいは起こした行動)がまず第一にくることが便利そうである。すなわち自分の果たすべき役割や行動がまず中心にあって、関連情報はそれに紐つけられているにするのはかなり自然な情報整理の方法だと思う。

 情報に追われる一人のビジネスマンとしても、情報共有アプリケーションを開発する人間としても、この点は非常に賛同できます。
 アリエルでも同じようなことを、エージェント的に動作するものとして表現しようとしていましたが、やはり情報共有の仕組みの目指す方向はこっちということでしょうか。
 (弊社にLotus出身者が多いというのも影響しているかもしれませんが)
 「次のバージョ3からは、はアクティビティエクスプローラーなるものの提供を始める」とのことなので、引き続き注目ですね。

 それにしても「アクティビティセントリック・コンピューティング」と名称がつくと、具体性が増す感じがしますね。
 うちも、ちゃんとこういったコンセプトを打ち出していきたいものです。  

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