企業内と企業外の違いにある意味
ZDNet の「エンタープライズニュースの読み方」で下記のような記事がありました。
ZDNet Japan Blog - エンタープライズニュースの読み方:魚は潮の流れの良いところに棲む
ここで違和感を感じてしまうのが、企業内と企業外という区分である。当然、企業には機密情報があり、ガバナンス強化は必達事項である。それ故に、内部のコミュニケーションと外部のコミュニケーションとの間には、明確な線が引かれてしまう。
弊社のソフトウェアのテーマとしても、「組織や企業の壁を超える」というのを一つのキーワードにしていますが、最近のトレンドを考えると飯田さんが書かれているように、「企業内で情報共有する」というグループウェア的なアプローチと、個人レベルでネットワーク化されて、情報がコミュニケーションされるブログやSNSのようなツール群の間で、コンセプトなり仕組みの大きなギャップを感じています。
当然、企業によってどちらが必要とされているかというのは異なるわけですが、果たして今後どれぐらいのペースや規模で、そういうオープンなアプローチが取られるのか、というのはこれまた難しいところです。
ただ、一つの大きな変化として、個人レベルのツール群の魅力に気づいている人が増えている点は無視できないところですね。
この辺りの見極めが、今後重要になってきそうな感じがします。
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