AllPeersがオープンソース化に踏み切る
昨年話題になったFirefox用ファイル交換プラグインのAllPeersですが、その後思うように利用者が伸びていないようで、今回オープンソース化に踏み切るという選択をしたそうです。
以前AllPeersをレビューした際にも、有料化のビジネスモデルが微妙というのは思っていたのですが、それ以前の問題で伸び悩んでいたようですね。
この界隈は、オープンなものであればPandoとか、Red Swooshとか、クローズドなものであればFolderShareとかGrooveとか、ライバルが案外多い分野なので、まぁ最初の注目度だけでは乗り切っていけないというところでしょうか。
オープンソース化によって状況が変わるのかどうか良く分かりませんが、今後Web2.0系ツールで上手くExitできなかった企業がオープンソース化するという流れは一つの選択肢となりそうです。
TechCrunch Japanese AllPeersがオープンソース化へ¸
「華々しくローンチした「AllPeers」だが、その後苦闘にあえいで泣かんばかりだ。だから、ソースコード公開に踏み切ったという今日のニュースは、降伏であるとともに、苦悩するスタートアップにとっていちるの望みでもあるといえる。」
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