Google Docsの利用者数は160万人で、競合事業者と比較してもダントツトップ

 先週、TechCrunchにCompeteの統計をもとにした、オフィスソフト系ウェブサービスの利用者数比較が掲載されていました。
 それによると、オフィスソフト系ウェブサービスの2007年11月の月間利用者数は下記の通り。

Google Docs全体 160万人
 内 Docsのみ      67万人
 内 Spreadsheetsのみ 69万人
Zoho 13万3000人
Office Live 16万8000人
Zimbra 4万6000人
ThinkFree 1万8000人

 いわゆる登録者数ではなく、月間ユニークビジター数ですから、各事業者が発表している数値とはかなりずれがありそうですが、アクティブな利用者数の推定としては結構信憑性がありそうです。

 やはり、このデータで印象的なのは、Google Docsの利用者数が他のサービスに比べても10倍近い差をつけている点でしょう。
 個人的にはZohoやThinkFreeは良いサービスを開発しているように感じていますが、やはり知名度不足は否めない感じです。
(ただCompeteの統計は米国利用者が対象だったような気もするので、グローバルで見るとまた違うかもしれませんが)

 このデータだけ見ると、オフィスソフト系ウェブサービス自体の競合よりも、MSオフィス自体とGoogle Docsの戦いに注目点が早くも移ってきている気がしてきます。
(もちろん、まだまだ160万人という数値は小さなものですが)
 

TechCrunch Japanese アーカイブ » Google Spreadsheets、利用数はGoogle Docsより上

「Google Docs&Spreadsheetsが6月からちょっと右肩上がりの成長カーブを見せている。Competeの統計によると、グーグルのオンライン文書・表計算サービスの利用者数は6月の63万5000人から10月には約160万人に達している。良好な伸びだ。グーグルが交代を目指すデスクトップの基幹アプリはありとあらゆるPCに入っているわけで、それを考えると160万人という数はまだ微々たるものだが、まあ、まだ始まったばかりだし。」




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