Twitter日本語版の開発が決定、開発ブログもスタート
すでに、周回遅れのニュースですが、Twitterがデジタルガレージと提携し、日本語版の開発が決定したそうです。
POLAR BEAR BLOGで「Twitter 界、新旧コミュニティ対立の危機?」という記事が書かれているように、既存Twitter利用者からは結構賛否両論のようですが、これまでのTwitterが一部のイノベーターに閉じたサービスになっていたのは事実で、それが日本でもっと広がるためには日本語化は基本的には必要な一歩なのではと思えます。
(ただ、米国でもTwitter利用者がなかなか一般に広がらないという話もあるようなので、もともとTwitterはそういうサービスなのかもしれないという考え方もありますが。)
日本語化の方法もYouTubeのように英語版と日本語版トップを別にしたり、Myspaceのように言語設定によって強制的にすべて日本語版にしたりと、いろいろ選択肢はありますからデジタルガレージ開発チームのそのあたりの選択に注目したいところです。
それにしても、デジタルガレージはLinkedInの日本語化もやると発表してたと思いますが、サービス輸入活動をまた本格化してるみたいですね。
facebookやUstreamあたりとも裏で交渉をしていたりするのでしょうか・・・
ちなみに、Twitterが提携による他国展開を始めたというのは、類似サービスのJaikuがGoogleに買収されたのもあり、Twitterとしては、買収によるエグジットはおあずけにして、しばらくは単独で事業を広げていく選択肢を取ることにしたという感じなのでしょうか。
ちょっと気になります。
ちなみにTwitter日本語版については開発者ブログもスタートしていますので、興味のある方はこちらもどうぞ。
(個人的には開発チームの方々の顔や名前が、ブログやTwitterから全く見えてこないのが、ちょっとTwitterっぽくなくて残念だったりしますが、今後に期待しましょう)
・デジタルガレージがTwitterと資本・業務提携--春までに日本語版を提供
「デジタルガレージは1月7日、ミニブログサービス「Twitter」を提供する米Twitterとの資本および業務提携を発表した。
すでにデジタルガレージの全額出資子会社で投資・育成事業を手がけるDGインキュベーションがTwitterに対して資本出資を行っている。正確な額は公開していないが、デジタルガレージによると「数千万円程度になる」という。 」
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関連タグ:Digitalgarage , Twitter ,
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