pota (Google Start Page上に構築された日本語スタートページ)
pota(ポータ)はタブブラウザのSleipnirで有名はfenrirが提供するスタートページサービスです。
CNETでリリースの記事を見たのでレビューしてみました。
potaは、SleipnirとGrani用のスタートページということになっていますが、仕組み上はGoogle Apps For Your Domainや、Google Apps Premier Editionに入っているGoogle Start Pageをベースに開発されており、他のブラウザ利用者でも利用することができるポータルです。
個人的には、イマイチGoogle Start PageとGoogle Personalized Homepageの違いがわかっていないのですが(誰か教えてください。)、Google Start Pageでは、http://partnerpage.google.com/ というGoogleのドメインの後ろに自社のフォルダを構築できる仕組みになっている模様。
今回のpotaはこの仕組みを活用しているようです。
そのため、potaの左側の列は、Googleのサービスや、お勧めリンク、そして@Typeの採用広告とおぼしきモジュールが固定で設定されており、勝手に変更できないようになっています。
で、右側の2列のみが通常のGoogle Personalized Homepage同様カスタマイズできる仕組みです。
左側の列が固定の分、スタートページとしての使い勝手は悪くなるのですが、そこはpotaのお洒落なモジュールを使える点でカバーというところでしょうか。
このGoogleと提携してスタートページを提供というのが、どの程度の提携企業まで許されるのか良く分かりませんが、NetvibesやPageflakesのようにゼロから技術開発しないで済むことを考えると便利な仕組みですね。
この手の取り組みが他の企業でも行われるようになるのか、一つ今後の注目点といえそうです。
【potaの主な機能】
・パーソナルポータル機能
複数のコンテンツを画面上に並べて表示することができる
ドラッグ&ドロップで配置を変更することができる
GmailのIDで利用することができる
・アプリケーション機能
fenrirが開発した専用モジュールを利用することができる。
APIを活用して開発された複数のコンテンツを利用することができる。
【potaの概要】
運営:fenrir株式会社 (日本)
開始:2007.4.2
収益:広告?
【potaの画面イメージ】
前の記事:Zimbra Desktopの詳細レビュー記事がMYCOMジャーナルに掲載されていました。
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関連タグ:スタートページ , Fenrir , pota , Sleipnir ,
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