Googleが、ガジェット開発者に資金援助。開発者獲得競争に激化のきざし。
TechCrunchによると、GoogleがGoogle Gadget VenturesというGoogleガジェット開発者向けの資金援助プログラムを開始したそうです。
申し込み資格はガジェットのPVが週25万以上という制限があるようですが、5000ドル~10万ドルの資金が提供されるそうです。
10万ドルといったら1000万円以上。
マッシュアップコンテストとかの賞金を考えると破格の金額ですね。
TechCrunchによると、その背景には、「ライバルのYahooWidget、いくつかのWeb OS、またウィジェット専門のスタートアップ、さらにはOSXに比べても現在のGoogleガジェットのラインナップが見劣りするのは否めない。」というGoogleの危機意識も見え隠れするようです。
(この「いくつかのWeb OS」というのが、YouOSやStartForceのようないわゆるウェブデスクトップをさしているのか、NetvibesやPageflakesのようなスタートページを指しているのかも気になりますが。)
たしかに今後のiGoogleなんかの魅力の一つは当然ガジェットのラインアップとなるでしょうから、そこにしっかり資金を投入してきたというところでしょうか。
Google GearsとAdobe AIRなんかのリッチインターネットアプリも、今後開発者の奪い合いになることが用意に想像されますが、ウェブサービスの競争というのは、もはやサービスレベルの戦いではなく、その周辺の開発者の奪いあいに中心が移ってきてしまっているのかもしれません。
TechCrunch Japanese アーカイブ » Google、ガジェット開発者に金を出す
「Googleは新しく「Google Gadget Ventures」というテストプログラムを開始することを発表した。これはサードパーティーのガジェット開発者やガジェット関連のビジネスに資金援助をするもの。」
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