Box.net (ブログにフォルダを公開できるオンラインストレージ)
Box.netは、すでに80万人以上の登録者がいるオンラインストレージです。
評判が結構良いのでレビューしてみました。
Box.netの最大の特徴は、その使い勝手。
フォルダやファイルをドラッグ&ドロップで整理できるサービスというのは、Omnidriveなんかの印象が強いですが、Box.netはそれをさらにお洒落にしたイメージです。
ローカルのファイルを複数まとめてドラッグ&ドロップでアップロードできるポップウィンドウとか、インターネット上で公開する専用のフォルダがあったりとか機能も多彩。
さらにBox.netで、強烈に印象的なのが、ブログパーツとして使えるウィジェット機能。
こんな感じで、フォルダをそのままパーツとして貼り付けることが可能です。
おまけにTechCrunchによると、このフォルダには閲覧者にファイルをアップロードさせることもできるようです。(設定が見つけられなかったので、有料アカウントのサービスの模様)
ちょっとしたオープンのファイル交換所を自分で作れることになります。
有料利用者はさらにページのデザインをカスタマイズしたり、携帯電話で利用したりということも可能。これは結構凄いサービスです。
すでにGoogle Personalized Homepage向けのWidgetが公開されていたり、Netvibesやgoowyのウィジェット開発プロジェクトなんてのも動いているようで、開発者コミュニティも盛り上がっているように見えます。
Omnidriveのような正統派から、YouSendItやMediaFire等のファイル転送サービスまで、オンラインストレージは一通りレビューし終わったつもりでいましたが、なかなかどうしてこの分野はまだまだ奥が深そうです。
ちなみに、Box.netについての詳細はWebOS Goodiesさんの記事に詳しいのでこちらもどうぞ。
【Box.netの主な機能】
・オンラインストレージ機能
ファイルをオンライン上に保管することができる
(1ファイルの上限無料10MB~有料1GB)
・フォルダ機能
ExplorerライクなUIでファイルをフォルダで階層化して保存することができる
ドラッグ&ドロップや右クリックで操作することができる
・ファイル共有機能
他のメンバーとファイルやフォルダを共有することができる
インターネット上に公開しているパブリックフォルダを利用できる
パブリックフォルダの更新情報をRSSで取得することができる
フォルダをブログパーツで公開することができる
・その他
ウィジェットから操作をすることができる
携帯電話からアクセスすることができる(有料オプションのみ)
ページをカスタマイズすることができる(有料オプションのみ)
公開フォルダ
APIを元にアプリケーションを開発することができる
【Box.net概要】
運営:Box.net (Palo Alto, CA)
開始:2006.03
収益:有料版(無料1GB,5GB約80ドル/年~15GB約200ドル/年)
【Box.netの画面】
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関連タグ:オンラインストレージ , Box ,
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