Infinity Ventures Summit 2008 FallのLaunchPad動画シリーズ。
　あいかわらず、マイペースな公開ペースで恐縮です。

　今回ご紹介するのは、前回のマンガゲットに続いて５位にランクインした株式会社ケイビーエムジェイのCTOである笠谷さんが開発したPocketGuitar。
　iPhone、iPodTouchを文字通りポケットギターに変えてしまうと言うアプリです。

　まぁ、アプリケーションの名前を見てもらえれば、何をできるソフトかは想像できると思うのですが、実際のデモを見ないことには何がどうすごいのか分からないかもしれません。

　とにかく、iPhoneがギターになってしまうんです。

　何でもこのアプリ、ご覧の通り笠谷さんという日本人が開発したものなのですが、公開から数日で一気にブレイクし、世界中で売れまくっているそうで。
　このあたりにもアプリケーションの販売をプラットフォーム化してしまったApp Storeの底力が伺えます。

　個人的にも、いろいろと日本のアプリが海外進出するのをいろいろとウォッチしてきて、そろそろ何かがブレイクするのではないかと思っていたのですが。
　あっさり、iPhoneアプリの世界で、日本人エンジニアの造ったアプリがブレイクし始めているようですね。

　いろんな意味で、刺激を受けるアプリだと思います。

　Infinity Ventures Summit 2008 FallのLaunchPad動画シリーズ。
　すっかり前回の紹介から間が空いてしまってすいません。

　このままだと次のIVSが始まってしまいそうですが、マイペースで今回ご紹介するのは、前回ご紹介したSpear Multiと同率で３位にランクインしたスパイシーソフトのマンガ☆ゲットです。

　マンガ☆ゲットとはタイトル通りマンガを扱っているサービスなのですが、携帯電話向けマンガ
を読者投稿の形で募集して配信しているところが特徴。

　
　ケータイと言えばケータイ小説が大ブレイクしましたが、テキストの先はイラストという意味である意味正常進化ということもできるかもしれません。
　昨年はPC側でイラストコミュニティのpixivが非常に伸びましたが、同じように日本ならではのイラスト文化を活かしているという意味で非常に興味深いサービスです。

　当然、マンガの執筆という意味では、素人が簡単に参加できるものではありませんが、すでに漫画の投稿者も1000人を超えており、ストーリーも4000話を超えている模様。
　ケータイ小説のようにここから、メジャーデビューを果たす作品が出てくるのか、また、ケータイ小説やpixivのようにある種のコミュニティというか文化を形成できるか、というのが1つのチャレンジでしょうか。

　個人的にも、今後に注目したいサービスです。
　ということで当日のプレゼン動画はこちらをどうぞ。