JotSpot (企業向けwiki)
JotSpotも、先日紹介したSocialtextと同様wikiを活用したサービスです。
wikiについては、CNETの「wiki--集団による編集が変える報道のあり方」という記事に今後のサービスの可能性等が、詳細に書かれていますが、ここでSocialtextとJotspotは企業向けサービスの代表としてかかれてたので、レビューして見ました。
なんでもjotspotの創業者は、「元エキサイト創業者」だそうで2004年10月の設立発表時から結構注目を浴びています。
特にインパクトが大きかったのがWISWIGのwikiという点でしょう。
今となってはSocialtextやWritelyなど、WISWIGで共同編集できるサービスは珍しくなくなってしまいましたが、当時はかなりインパクトがあった記憶があります。
サービスを使ってみた印象だと、機能的にはSocialtextと近い感じで、それほど改めて特筆すべきところは無いんですが、驚いたのが充実したアプリケーションギャラリー。
Jotspot用に作成されたアプリケーションをインストールして利用することができるんですが、軽く数十個はあります。
要はwikiとデータベースの組み合わせなので比較的手軽に開発できるということのようです。
すでに数百社の顧客がいるとサイトにはかいてありますが、それらの顧客が開発したものも公開しているということでしょうか。
アプリを、利用者が手軽に開発できるというのは参考にしたいところです。
※CNETに創業者のJoe Krausのインタビューが掲載されています。
【Jotspotの主な機能】
・ページ作成機能
wikiを使ってページを作成することができる。
ページをメールで出力したり、メールでページを作成したりすることができる。
ページの変種履歴を記録しており、変更履歴を比較したり元に戻したりすることができる。
ページに時系列のコメントをつけることができる。
インデックスページが自動的に作成される
・リッチテキスト機能
Wikiwygのリッチテキスト機能を使うことができる
・ファイル添付機能
ページ毎にファイルを添付することができる
添付されたファイルを一覧で見ることができる
・アプリケーション機能
Jotspot用に作成された多数のアプリケーションを利用することができる
アプリの例(ブログ、イベントカレンダー、ToDoリスト、電話記録、プロジェクト管理等)
・共有機能
ページをインターネット上に公開することができる
ページを特定のメンバーと共有することができる
作成・編集・削除について細かい管理権限を設定することができる
・その他
画面の色設定を自由に変更することができる
ワードやエクセルのファイルをインポートすることができる
ページをXMLでエクスポートすることができる
更新履歴をメールやRSSで受け取ることができる
SSLで暗号通信をすることができる(有料版のみ)
【Jotspotの概要】
運営:Jotspot, Inc(Palo Alto, California)
開始:2004年10月
収益源:有料版(ユーザー数、ページ数等に応じて月9$~250$)
アリエル・ネットワークでは、インターネット時代にふさわしい新しい情報共有ツールの研究・開発をしています。
「こういった製品が欲しい!」「こういった機能が必要ではないか?」 |