2008年6月 5日

Infinity Ventures Summit 2008 Spring に参加しています。

 本日、札幌で開催されていますInfinity Ventures Summit 2008 Springに参加しています。

ivs.png

 こちらのブログでは主に明日朝に実施されるLaunchpadの様子を後日紹介する予定でいるのですが、一部セッションのUstream配信も担当させて頂くことになりました。

 Ustream配信についての詳細はこちらをご覧下さい

 個人的には本日夕方に実施されるmeeboの創業者とSeesmicの創業者による「次世代Webベンチャー企業の展望」と、明日夕方に実施される「世界の起業家のフリートーク」というのを楽しみにしているところです。
 何か面白い話が聞けたらこちらのブログでも紹介したいと思います。

2008年6月 3日

ソニー銀行の「人生通帳」は、銀行の位置づけを変えるウェブサービスになるかも

workstyle_voice.png 実は2ヶ月以上前になるのですが、ソニー銀行が新たに開始したウェブサービス「人生通帳」の記者発表会に参加させて頂きました。
 完全にタイミングを逃してしまいましたが、今更ながら動画を編集してみましたので、公開しておきたいと思います。

jinsei2.png

 「人生通帳」についてはこちらのBusiness Media 誠に概要がまとまっているので参考にして頂ければと思いますが、ソニー銀行が利用者向けに提供を開始したオンラインファイナンスサービスです。

 主な機能は下記の5つ

■アカウントアグリゲーション機能
 ソニー銀行以外の複数の口座を一括で閲覧できる

■カレンダー機能
 銀行口座の入出金や、Googleカレンダーの予定をカレンダーに表示できる

■ポイント管理機能
 複数のポイントサービスのポイントを一括で管理できる

■ライフプランシミュレータ機能
 質問に回答することでライフプランを試算してくれる機能

■ポートフォリオ分析機能
 投資商品のリスクをマップ上にプロットしてくれる機能

 いきなり5つの機能をまとめてリリースですから、ソニー銀行の気合いの入り具合が分かるというものです。

jinseitutyou.jpg

 実は先日ソニー銀行さんから、逆にインタビューも受けたので、その際にも話したのですが、実は私はMicrosoft Moneyのヘビーユーザー。
 様々なソフトがウェブサービス化されていく中で、唯一このファイナンス系サービスだけはなかなかウェブサービス化が進まないのを非常に残念に思っていた人間でした。

 そういう意味ではこの「人生通帳」は、今後が非常に楽しみなサービスです。

 これまでの銀行のオンラインサービスというと、自分の銀行のサービスを使わせるためのサービスというのが当然の位置づけです。
 私自身も複数の銀行や金融サービスを使い分けているので、正直オンラインのログイン時には毎回イライラさせられることが多々ありました。

 それが人生通帳では、利用者が自分の資産や支出を管理するためのサービスと、視点が180度変わっています。
 アカウントアグリゲーションというポイントアグリゲーションといい、これを使えば、人生通帳経由で他のサービスも全て管理することができるかもしれないわけで。
 ようやく日本の金融サービスにも、マッシュアップ的な統合の波が来たというのが実感できるサービスだと思います。

 とはいえ、ソニー銀行も銀行なので、口座を開設しないと利用できないのが、ハードルの高いところではあるのですが。
 口座さえ開設してある程度の金額を貯金してしまえば、無料で利用できるようになっているようですので、複数の銀行口座やポイントサービスを見て回るのにうんざりしているという人には、お勧めのサービスだと思います。


 ということで、記者発表会の様子は下記の動画をご覧下さい。

2008年5月30日

テレビとPCの融合と、ネットにつながったテレビの可能性は違うということ

 『近未来テレビ会議』で「みんなのテレビ」について考えたを読んで。

 先日、近未来テレビ会議に参加してきました(といっても、正確にはとんでもないトラブルを起こしてしまったため、イベント直前に品川→東京を往復する羽目になり、前半の話はほとんど聞けなかったのですが)ので、遅ればせながら感想をメモしておきたいと思います。


 今回テーマとして取り上げられていたのは、ソニーのBRAVIAで提供されているテレビのウィジェット機能「アプリキャスト」。

bravia.png

 いわゆるGoogle Desktopとか、Yahoo!ウィジェットみたいなことが、テレビで実現できてしまうと言う機能です。


 テレビを使ったインターネットというと、一時期話題になったテレビとPCの融合の話をついつい思い出してしまう人は多いと思います。
 人はテレビを見るときは後ろに向けて30度たおれ、パソコンを見るときは30度前かがみになるから、テレビとパソコンは目的が違うという出井さんの「30度の法則」が有名ですが、自分自身も確かにテレビとPCの用途は大きく違うため、どちらかというとテレビを見ながらPCを使うとか、併用することがほとんど。 

 インターネットテレビとかテレビパソコンとか、流行ったような流行らなかったようなというのが正直な印象ですし。
 テレビ業界とPC業界の両者の主導権争いという意味では大いに話題になりましたが、結局、テレビとPCは違う端末なのかなーというのが個人的な感想でした。
 正直、最近はテレビのインターネット機能からは興味を失っていたというのが正直なところです。

 
 ただ、今回のイベントや、先日開催された「ネットと家電のキャズムを超えろ!会議 Vol.2」に参加して改めて感じたのは、なにもテレビとPCを同じ端末として融合させなくても、テレビならではのインターネットへのつなぎ方というのはいろいろあるんだなーということ。

 30度の法則の言うとおり、テレビを見ている最中に前のめりになってテレビの画面で検索をバシバシするというのは、あまりないかもしれませんが。
 今回のアプリキャストのようにテレビの脇を、別のエリアとして使ってみた場合、その脇のエリアも、後ろに30度倒れている状態で役に立つネットのコンテンツを表示するということは可能なはず。

 必ずしも、インターネット=「PCの普段使いのように前のめりで利用するもの」、ではないわけですから、スポーツ中継の際の関連情報表示とか、気になる情報の検索とか、実はテレビならではのネットコンテンツの使い方というのは結構あるのかもしれないという気がしてきます。

 
 そういう意味でもアプリキャストのアプローチが興味深いのは、そのアプリケーション開発自体を一般の開発者にもオープンにしていこうとしているところ。

aplicast.png

 アプリ開発をオープンにすることで、多様な開発者のアイデアのプラットフォームとして機能し、様々な利用者のニーズを満たすというアプローチの可能性は、まさにSNSの分野でFacebookが、MySpaceを猛追するために実証してきたアプローチ。

 そのアプローチに、クローズドなプラットフォームという印象が非常に強かったテレビメーカーが挑戦しようとしているというのは、非常に興味深いところです。

 はたしてアプリキャストは、テレビウィジェットにおけるプラットフォームを形作り、開発者を呼び寄せることができるのか。
 もちろん、テレビの場合はウェブサービスと異なり実際の利用者の数が増えるのに相当な時間がかかるというハンデもありますから、そう簡単にはいかないと思いますが。

 意外なヒットアプリが生まれたり、ウェブサービスにおけるOpenSocialのようにメーカーでの横のつながりを早期に生み出していくことができたりすれば・・・といろいろと可能性は感じるところです。

 個人的にも、テレビこそは日本企業が反撃できるフィールドではないかと強く思っていたりするので、今後の展開に注目したいと思います。

2008年5月30日

アリエル・エンタープライズがモバイルワークフローシステムとして、テクノ菱和に導入

ariel_enterprise.png 昨日、「テクノ菱和が、モバイルコンピューティングによる情報共有環境を
「アリエル・エンタープライズ」で構築
」というアリエル・エンタープライズについてのリリースを行いました。

 アリエル・エンタープライズでは、ロータスノーツ移行対応と、パーソナライズドポータル的なグループウェア機能に加え、ワークフローシステムの機能強化に力を入れているのですが、今回のテクノ菱和さんでは、このワークフローシステムをモバイルなどの外出先からも実施できるように構築を行っていく予定です。

technoryowa.png

2008年5月23日

BLOGENTは、「アフィリエイト」を企業からブロガーへの「当前の御礼」にできるか

workstyle_voice.png もう先月の話になってしまうのですが、ソニーが新たに開始したアフィリエイトサービスBLOGENTの記者発表会に参加させて頂きました。

 その際の動画を大変遅ればせながら編集したので公開したいと思います。

 BLOGENTの特徴の詳細は、すでに記事を書かれている方々の下記の記事をご覧いただければと思いますが。
ソニーのアフィリエイト「BLOGENT」は、今更とか言わないでとりあえず入っとくといいかも
BLOGENT は8割への福音となるか?

 やはり、最大の特徴は、事前にサービス登録さえしておけば、あとは普通に普段のブログのエントリーで製品やサービスにリンクして紹介した際に、ポイントが貰える可能性があるという点でしょう。

blogent.png

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2008年5月19日

SlideShare (パワーポイント版YouTubeと呼ばれるプレゼン共有サイト)

slideshare1.jpg SlideShareは2006年10月にリリースされたプレゼンテーションファイルの共有サイトです。
 最近目にすることが増えた気がするのでレビューしてみました。

 SlideShareは先日レビューしたドキュメント共有サイトScribdのプレゼンテーション特化型とでもいうべきサービス。
 PowerPointやOpenOfficeのプレゼンテーションファイルをアップロードして読み込ませることで、YouTubeと同じようにブログの記事やサイトにプレゼンテーションファイルを埋め込むことができます。

 類似の機能は、Google DocsZohoのプレゼンテーションサービスでも提供されているわけですが、SlideShareはファイルの編集はある程度無視して、プレゼンテーションを「見せる」ことにフォーカスしているのが特徴の模様。

 音声ファイルとプレゼンのスライドを同期することもできるようなので、UstreamStickamのようなストリーミングでのライブ配信や、テレビ会議系のサービスと競合することもあるのかもしれません。

 試しにファイルをアップロードしてみましたが、日本語も比較的問題なく利用できる模様です。

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2008年5月19日

Facebookは日本拠点を作らずに日本に参入

facebook_logo.gif 日経新聞に、Facebook日本に参入したという記事が出てると話題になっていたので、ちょっとチェックしてみました。

 てっきり、何らかの日本企業との提携が発表されたのかと思ったのですが、そういうわけではない模様。
 以前に書いたようにFacebookの中身はすでに日本語対応していたのですが、今日の段階でログイン画面も日本語化されたと言うことのようです。
(日本からアクセスすると日本語ログイン画面に自動転送される模様)

facebook_japan.png

 日経の記事でも、「当面、日本には事業拠点を置かない方針だ」と明記されていますし、単純に日本語翻訳が終わったので発表したということのようです。
 
 日本展開については、独自の法人を設立したMySpaceでさえも、まだまだ試行錯誤を続けている印象ですから、単純にユーザーインターフェースを日本語化するだけでは認知度を上げるのは難しいような気もしますが・・・どうなんでしょうか。

 まぁ、今回日経新聞に掲載されたタイミングを見るとPRをやっている人は日本にいそうな雰囲気ですし、肌感覚としてはOrkutLinkedInなんかよりもFacebookの方がアクティブな日本人ユーザーは多そうな印象もあるので、まずは日本語インターフェースでどれだけ反応があるのか様子見という面もあるのかもしれません。
 
 まずはしばらく日本ユーザーの反応を見守りたいと思います。


※ CNETに詳細を分析した記事が出ていたので紹介しておきます。
Facebook創業者来日、日本語版は成功するか?

2008年5月16日

オープンを合い言葉にしたネットワーク囲い込み戦争は、まさに三国志

 GoogleとFacebookMySpaceの三つどもえのソーシャルネットワーク囲い込み競争が激しくなってきていますね。

 口火を切ったのは、MySpaceの「Data Availability」の発表。
 次は、それに負けじとFacebookが「Facebook Connect」を3日遅れで発表。
 さらにはGoogleが間髪入れずに「Friend Connect」をかぶせてきます。

 CNETの記事を並べて見るとこんな感じ。

マイスペース、米ヤフーやTwitterなどとプロフィール共有可能な新プロジェクト発表
Facebook、データポータビリティ技術「Facebook Connect」を発表
グーグル、「Friend Connect」を発表--ウェブサイトにソーシャル機能を追加可能に 

 MySpaceの発表がYahoo、eBay、Photobucket、Twitterという具体的なパートナーとの連携を元にしたものだったのに対し、Facebookの発表はあくまで開発者向けブログを通じたリークに近い印象で、サービス自体は「Facebook Connectは、今後数週間以内に利用可能となる予定」と未完成のようですから、開発中だったとはいえ、MySpaceの発表で前倒しになったのは間違いなさそう。

facebook_connect.png

 Googleも、提携サイトにFacebook、Hi5、OrkutLinkedInPlaxoあたりを並べてきたところを見ると、「FacebookやMySpaceが発表を行ってから、わずか3日でコードを作り上げるというようなことはしていない」という発言は正しいのでしょうが。
 まぁ発表タイミングが今になったのは、あきらかにライバルを意識してのものでしょう。

 
 ちなみに、個人的に興味深いのが、今回の駆け引きの三つどもえ具合。

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2008年5月12日

Orkut (ブラジルとインドで人気の、Googleが提供するSNS)

orkut1.jpg OrkutはGoogleが買収して運営しているSNSです。
 CNETでインドでも人気があるという記事を読んだので、久しぶりにレビューしてみました。

 Orkutを一言で表現すると、良くも悪くも「古き良き普通のSNS」という感じでしょうか。
 実はOrkutを初めてログインしたのは、mixiやGreeを知る前なのですが、正直今見ても、あまり本質的に変わっている印象が無いぐらい。

 基本的には友達を登録して、その友達を評価したりグループ分けしたり、紹介文を書いてみたり。
 あとは写真と動画をアップする機能があるぐらいの印象です。
 いつのまにか日本語対応していたぐらいが最も大きな違いでしょうか。


 正直、FacebookMySpaceのような賑やかなサービスに見慣れてしまうと、ちょっと寂しい印象もあるのですが、それでもブラジルやインドで人気を呼んでいるのはシンプルさとネットワーク効果というところなのでしょうか。
 一時は、Orkut経由でワームが拡がったりと悪い話ばかりが目につくような気もするのですが・・・
 どうも良くわかりません。

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2008年5月 9日

Facebookがいつのまにか日本語対応していたようです

facebook_logo.gif あすなろBlogの横田さんのmixi日記経由で知ったのですが、Facebookがいつの間にか日本語対応を開始していました。

 Facebookに登録済みの人は、右上のaccountメニューを選択し、Languageタブから「日本語」が選択できるようになっています。
 まぁ、Facebookのトップページはあいかわらず日本からアクセスしても英語のままですし、3rdパーティーのアプリケーションは英語のままですから、正式な日本語対応というにはまだ早いかもしれませんが、とりあえず基本機能は日本語で使えると言うことで一段落敷居が下がったと言えるでしょう。

 日本語で表示するとこんな感じで表示されます。

facebook_japanese.jpg

 まぁ、SNSというのはネットワーク効果が明らかに大きいので、Facebookが日本語対応したからといって、日本のSNSの勢力図が大きく変わるとは正直思えないのですが、いつの間にか私のFacebookのFriend数も116人に増えていたりするので、日本人にも注目されはじめているのは間違いなさそうです。


 ちなみに、個人的に興味深いのはこの翻訳作業が、ほとんど利用者の有志で実施されていること。
 翻訳用のアプリケーションをインストールすると、上記の画面の右端にあるような「Translations」用のメニューが常時表示され、いつでも翻訳作業に貢献できるようになります。

 ちなみに、現在のところ日本語のステータスはこんな感じ。

facebook_japanese2.jpg
 
 1,355人が翻訳者登録をしていて、すでに30,025のフレーズが翻訳され、あと353フレーズが未翻訳ということですね。
 このレベルであれば日本語を選択できるようにしても問題ないと言うことで、公開されたと言うことでしょうか。


 この翻訳機能自体は、4月1日に公開されたのですが、1ヶ月ちょっとで翻訳がほぼ終わってしまった(しかも無料で)というのは実に興味深いです。

 この翻訳アプリの掲示板自体でも、「Facebookは儲かってるんだから、みんなFacebookのために無料で奉仕するなんて馬鹿なことはやめようよ」的なポストがされて物議を醸していたりもするのですが、これだけ多くの人が営利企業の翻訳をボランタリーに手伝ってくれるというのは、やはりFacebookがそれだけ多くの人に愛されているという証拠と言うことができそうです。

 普通に企業のウェブサービスの多言語化というと、MySpaceTwitterの日本語版のようにサービス提供企業自体がコストをかけて翻訳をするのが一般的だったとおもいますが、Netvibesの翻訳は利用者のボランティアに頼っていましたし、日本でもkamicopiの多国語展開ではボランティアを募集していました。
 
 こういったオープンソース「的」なアプローチというのは、日本のウェブサービスが海外展開する際にも参考になる点が多いような気がします。

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