2006年7月 6日

アリエルでは、生産性向上やライフハック系のツール開発に興味がある人を募集してます

 ちょっと今日は告知をさせてください。

 アリエル・ネットワークでは、マルチスケジューラやプロジェクトAなど、ビジネスマンの生産性向上や情報共有、ライフハック的なツールから大企業向けのコラボレーション用ソフトウェアまで、日本ならではのソフトウェア開発にこだわって開発を行っています。

 ちょうど、今、リクナビNEXTにアリエル・ネットワークの求人情報が掲載されていますが、そういったツール開発に興味のあるプログラマーやシステムエンジニアの方を鋭意募集中です。

アリエル・ネットワーク モノづくりを楽しむソフトウェア開発エンジニア

 ちなみに、上記の求人情報では正社員の募集のみになっていますが、学生の方でアルバイトしてみたいという方も歓迎です。(アルバイトの方の応募はこちらから
 一度、ソフトウェア開発ベンチャーで、腕試しをしてみたいという方、レベルの高い開発環境で自分を磨きたいという方は、是非話だけでも聞きに来てみて下さい。

2006年7月 5日

ソーシャルブックマークサービスにも企業向けが登場

TechCrunchにこんな記事が掲載されていました。

TechCrunch Japanese アーカイブ » ソーシャル・ブックマーキングの企業導入化を目指すConnectBeam

 現在はWebサービスが中心となっているソーシャルブックマークサービスを、企業イントラネット向けに提供しようという動きです。

 ブログが消費者から始まりイントラブログという流れになり、SNSがmixiのようなネット上のものから社内SNSという流れになっているのと同様、ソーシャルブックマークサービスについても社内SBMという流れになるのはある意味当然といえるでしょう。

 ちなみに、個人的にはブログやSNSよりもソーシャルブックマークの方が企業内の情報共有という意味では即効性が最も高いような気がしています。

 イントラブログは「書く人」の存在が必要になりますから、企業によってはイントラブログを導入しても誰も書いてくれないということになりがちですし、社内SNSも導入当初は盛り上がっても目的があいまいにだと継続して利用されるかは微妙な印象もあります。

 その点ソーシャルブックマークは、各企業の内部の人が役に立つと思った情報を集めていくイメージですから、企業ごとに社内に特に役立つ情報が自然と集積されやすい仕組みを構築できるはずで手軽です。
 はてなブックマークのようなネットサービスだと、どうしても人気記事はそのコミュニティのカラーに偏る傾向がありますが、企業内であればその偏りこそが価値になるでしょうし。

 実はアリエルでもこの辺のシステムは研究中だったりしますが、今後日本でも類似のシステムが次々と出てきそうな雰囲気です。
 
 ブログ上でも、いろんな方が取り上げていますので、ご参考まで。

企業内ソーシャルブックマーク (POLAR BEAR BLOG)
企業内ソーシャルブックマーク (ベンチャー企業ではたらく男のブログ)
ソーシャルブックマークの企業活用 (ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦)

2006年7月 3日

ブログ時代の仕事術セミナーについて

 すっかり告知を忘れていましたが、7月4日(火)の19時からパソナテック・アドバンテージセミナーにおいて、仕事術に関するセミナーをさせていただきます。
 日ごろ私や、私の知り合いのブロガーの人が、実践しているRSSリーダーやソーシャルブックマーク、ブログ検索などの情報収集ツールの活用術についてご紹介する予定です。
(参加される方は、お手柔らかにお願いします。)

セミナーの詳細についてはこちら

2006年6月22日

Socialtext CEO Ross Mayfield氏インタビュー

 CNETに以前紹介した企業向けwikiのSocialtextのCEO Ross Mayfield氏のインタビューが掲載されています。

エンタープライズ2.0企業のソーシャルテキスト、MSの市場参入にもオープンソースで対抗 - CNET Japan
「われわれは自分たちのことをEnterprise 2.0企業とみなしています。Web 2.0は、基本的にコンシューマーユーザーに向けたサービスをウェブで提供することを指します。一方Enterprise 2.0は、Web 2.0のようにユーザー参加型で何かを作り上げるという点は同じですが、ビジネス用途に使われるものを作っていくのです。」

 個人的にも、企業内ブログよりは企業内wikiの方が今後注目されるのではないかと考えているのですが、なかなか日本ではまだその兆しは見えないところです。

 ただ、Socialtextも日本の販売代理店の交渉を始めているようですし、インタビューによると「MicrosoftやIBMもこうした市場に乗り出そうとしています」ということのようなので、来年当たりに注目されるサービスになるかもしれません。

2006年6月 6日

Google Spreadsheet が公開されるようです。

google_logo.gif CNETにこんな記事が掲載されていました。

ウェブベースの表計算プログラム「Google Spreadsheet」、まもなく登場へ - CNET Japan

Googleが米国時間6月6日、ウェブベースの表計算プログラムを公開する予定だ。同社のプロダクトマネージャーが5日に明らかにしたところによると、これを利用すると、複数のユーザーが同一のデータを同時に参照したり、編集したりすることができるほか、ドキュメント内でチャットをすることも可能だという。

 先日オンライン版のWordともいうべきWritelyGoogleが買収して話題になりましたが、オンライン版のExcelはNumsumJotspot Trackerを買収という形ではなくGoogle自身が開発して提供するようです。
(NumsumやJotspotの開発者からすると、買収してもらえなかった上に強力なライバル登場で辛い状況になりますね)

 早速秋元さんがブログで機能紹介をされていますが、「機能的には驚きは少ない。Excel をブラウザに載せてオンライン共有させただけで、この手のサービスはすでにいくつも出ている。」とのことですが、まぁGoogleのサービスということでおおいに注目はされそうです。
 今後、Microsoftの「Windows Live」とどういった戦いになってくるのかが興味深いところです。

2006年5月26日

Zimbraの日本語版は2006年秋頃登場予定

 CNETにこんな記事が掲載されていました。

住友商事がフィードパスに戦略出資、Web 2.0関連のビジネス開発で提携 - CNET Japan

Zimbra製品は、電子メールやアドレス帳、スケジューラーなどを標準装備するとともに、外部アプリケーションなどとのウェブ上での統合、連携を実現するマッシュアップ機能、RSSリーダー機能、携帯端末との同期機能などを備えた、操作性の高い企業向けウェブ統合コラボレーションシステム。住友商事とフィードパス社は、共同で製品の日本語化を実施して、2006年秋頃より国内販売を開始する計画だ。

 Zimbraについては、以前このブログでもレビューしましたが、非常に完成度の高いAjaxベースのオープンソースコラボレーションソフトです。
 Outlookの機能がそのままウェブベースで使えますから、Microsoft Exchangeともろにバッティングする製品だと思えば良いでしょう。
 
 何でもそのZimbraの日本における総事業化権を住友商事がもっているそうで、今度はその住友商事がフィードパスに出資して提携するとのことです。
MMT's Blogによると、今でもZimbraは問題なく日本語は使えるようですから、基本的にはUIの日本語化ということでしょうか)

 日本でウェブベースの企業向けメールといえば、なんといってもサイボウズなわけですが、そのグループ会社がZimbraをやるというのはなかなか興味深いところです。

2006年5月25日

GTD本第二弾「ストレスフリーの仕事術」が出版されました

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 このブログでも何度かご紹介してきたGTDですが、GTDの発案者デビッド・アレン氏の新著「ストレスフリーの仕事術」が出版されました。
 Amazonでも早速上位にランクインしています。

 何と言っても今回の「ストレスフリーの仕事術」は、日本のGTDやLifeHacksの第一人者として有名な田口さんの監訳ですから、二重の意味で注目です。


i d e a * i d e a - 「ストレスフリーの仕事術」速報!

本書はGTDの続編ですが、どういった位置づけかはデビッドさんの次の言葉を借りるとわかりやすいかな、と。
「普通のドライバーになりたいなら車をどう運転するかを知っていればいい、しかし優れたドライバーになりたいなら、普段は意識しない、そこに働く重力の法則を知らなくてはいけない。」
車を運転するだけのうわべのプロセスならGTDを読めば十分でしょう。でもそこから創意工夫をこらしてさらに上を目指したいなら本書がよいでしょう。

 Life Hacks PressGTD特集を読んだけど、分かったような分からないような感じ、とかあまり仕事が改善された感じがしない、という方には必須ですね。

 実は今私もまだ読んでいる最中ですので、読み終わったらLife Hacks Press同様、ブログでまとめをしてみたいと思ってます。
 が、皆さんも是非読まれることをお勧めします。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
デビッド・アレン 田口 元


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2006年5月23日

グループウェアのNotesに「見える化」を適用

 @ITにこんな記事が掲載されていました。

「Notes見える化」のススメ - @IT情報マネジメント

 グループウェアの代名詞でもあるIBMのNotes(Lotus Notes/Domino)を例に、グループウェアにおいて先日紹介した「見える化」というコンセプトを適用するとどうか、というのを3つのポイントで紹介されています。

■Notesの見える化3つのポイント
・日本版SOX法・内部統制対策 - 【リスクの「見える化」】
・どのように使われているか? - 【利用状況の「見える化」】
・Notesか? Exchangeか? - 【投資対効果の「見える化」】

 いわゆる「見える化」で対象にしているような、日々のオペレーションの過程で問題点が自動的に見えるようにするというポイントとは、ちょっと違う感じもありますが。
 
 グループウェアのような情報系のアプリケーションは利用状況や投資対効果が見えにくいというのは良く言われる話ですので、それを可視化するというのは今後重要になってくるアプローチのように思います。

2006年5月18日

次期SharePointにSNS的知識共有の仕組み導入

 CNETにこんな記事が掲載されていました。

ゲイツ氏、次期SharePointを披露へ--SNSの発想で「社員の頭の中の知識を共有」 - CNET Japan

 「Microsoft SharePoint」の次期バージョンには、「Knowledge Network」と呼ばれ、個々の従業員について得意分野などが記載されたプロフィールを自動的に作成する機能が組み込まれるそうです。

 同様のアプローチはドリコムを初め、古くからはリアルコムであったり、ワークスアプリケーションズのKnowWhoであったりと、日本企業では結構積極的に模索されてきた手法ではあるんですが、Microsoftが対応するというのはインパクトがありそうな印象です。

 特に大企業においては、誰が何に詳しいとか、誰がどういう分野に携わっているかという情報は以外に埋もれがちですので、情報自体を共有するよりも価値が出てくる可能性は十分高いと思います。

2006年5月11日

Google DesktopがGoogle Calendarと連携

google_logo.gif CNETにこんな記事が掲載されていました。

グーグル、複数の新アプリケーションを一挙にお披露目 - CNET Japan

「Google Desktop 4はほかのGoogle製品と統合されており、Sidebarから簡単にソーシャルネットワーク「Orkut」に参加する友人の誕生日を調べ出したり、 Google Calendarで特定の日の予定を知ることができる。Desktop 4はほかのコンピュータとも同期するため、職場のマシンに変更があると、家庭のコンピュータにもその変更が反映されると、同氏は説明した。

 複数のアプリケーションがリリースされているのですが、個人的に注目したのは上記のGoogle Deskotop 4。

 今回のバージョンからは、Yahoo Widgetのようなガジェット機能が追加され、ミニアプリケーションが動くようになっています。

 また、先日リリースされたGoogle Calendarで入力した予定をGadgetから確認することなんかも早くもできるようになっていて、Google Desktopが今後Googleの関連サービスへの入り口として進化していくのが伺えます。

 アリエルでも須崎さんにGoogle Desktop用のプラグインを作ってもらったりしていますが、今後もいろいろと上手く連携できればと思います。

前の10件 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 次の10件
   

mini-banner-fix.gif

プロフィール


アリエル・ネットワーク
ブロガー 徳力基彦

Lijit Search

アーカイブ

   
Notes移行に
アリエル・エンタープライズ

スケジュール管理・
プロジェクト管理に

アリエル・マルチスケジューラ

 
Loading...