CNETにこんな記事が掲載されました。
マイクロソフト、Lotus Dominoに照準--Exchangeへの移行ツール提供へ - CNET Japan
ニュース自体は、記事にもあるようにまだちゃんとした移行ツールが無かったんだ、というのが正直な印象なんですが、注目したのは下記の部分。
電子メールに関しては、ほとんどの企業がすでに電子メールサーバソフトウェアを保有するため、IBMとMicrosoftは互いの顧客を奪い合う必要に迫られている、とGartnerのCainは指摘する。 「もはや未開拓の顧客はほとんどない。市場シェアを拡大するには競合他社から奪い取るしかない」(Cain)
いわゆる「グループウェア」という製品については、中規模以上の企業はほとんど導入しており、競合他社からの顧客の奪い合いになっているというのは、米国も日本も同じですね。
米国はExchangeとLotus Dominoの2強状態。日本はこれにサイボウズが加わるイメージでしょうか。
最近は、BasecampやSocialtextのようなWeb2.0系の情報共有サービスにも脚光があたってはきてますが、企業を単位とした情報共有を実現するグループウェア自体は、まだまだ今後もIBM・Microsoft・サイボウズを中心に動いていくことになるでしょうね。
エアワンではこれらの企業と上手くデータを連携させてもらって、個人やプロジェクト単位の情報共有ニーズによりフォーカスしていきたいと思ってます。