ファイル交換ソフトの有罪判決に対して、各所でいろんな人がいろんな発言をしているようですが、ソニーBMGのCEOは合法P2Pのチャンスだと発言しているようで注目です。
記事からは詳細な趣旨は読み取れませんが、おそらくは今回の判決で法律上の線引きが明確になる上、違法なサービスの利用者が合法なサービスを求める可能性が高まるということを示唆しているものと思われます。
SNOCAPやMashboxなど、複数の「合法」P2Pネットワークと提携しているからこそ出てくる発言ですね。
実際、もし仮に違法と認識されているファイル交換ソフトが次々に訴訟で廃業の憂き目にあったとしたら、そこから流れ出てくるユーザーの受け皿になるというのは魅力的な選択肢に思えます。
もちろん音楽配信においてはiTMSという強力なライバルに勝たなければいけませんが。
「P2P会社有罪判決」は合法P2Pのチャンス――ソニーBMG CEO (ITmedia)
「Sony BMGのCEO(最高経営責任者)は6月27日、米最高裁がGroksterなどのファイル交換サービスにはユーザーによる著作権侵害に対する責任があるとの判決を下したにもかかわらず、合法版Groksterを前進させたいと語った。」