フランスが個人利用におけるコピーの合法化を明文化したようです。
コンテンツ産業側の非公認ファイル交換サービスの排斥運動が、成果を収めているようにみえているさなかだけに、なかなか注目される動きといえるでしょう。
「私的複製」の定義についての議論は、今後も避けて通れない議論だと思いますが、米国主導の流れにフランス人らしくNonというところでしょうか。
これで、違法のレッテルを貼られたファイル交換サービス事業者はヨーロッパに法人を設立する流れになってくるかもしれません。
仏下院、著作権コンテンツのPtoPダウンロードを合法化する法案を可決 (CNET)
「フランスが、インターネットからダウンロードした著作権コンテンツの個人利用を広く認める法律を、世界で初めて制定する可能性がある。
エンターテインメント業界は著作権侵害に対する法的制裁措置を求めてきたが、フランス下院は米国時間12月21日、こうした動きを阻止する修正案を30対28で可決し、業界の取り組みに水を差した。」