Winny開発者の裁判に村井教授が証人として出廷、検察側の主張に異議

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慶應の村井教授がWinny裁判で弁護側証人として出廷し、Winnyの特徴を「P2Pのコンセプトに基づいて、ファイルを共有するソフトだと理解した。ファイルを発見して共有する性能が優れており、中央のサーバーを持たない純粋のP2P型ソフト」として評価する発言をされたとのことです。

実際、Winnyの開発者逮捕以後、日本でP2Pを使ったソフト開発というのは弊社を除いて数社が継続するにとどまった印象があります。
P2P地震情報等、日本には個人で面白いソフトを開発する能力がある人はたくさんいると思うのですが、その部分が違法コピー問題とセットになってしまうことによって停滞してしまうとしたら、残念なところです。

Winny開発者の裁判に村井教授が証人として出廷、検察側の主張に異議 (Internet Watch)

「 京都地方裁判所で16日、ファイル交換ソフト「Winny」を開発した金子勇氏が著作権法違反幇助の罪にあたるとして争われている裁判の第19回公判が
開かれた。公判には弁護側の証人として慶應義塾大学環境情報学部教授の村井純氏が出廷し、弁護人からの質問に答える形で証言を行なった。」

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このページは、徳力@アリエルが2006年2月16日 00:00に書いたブログ記事です。

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