Winnyの開発者の金子さんの講演についての記事がInternet Watchに掲載されています。
アリエルでもP2P技術のメリットをいかに上手く活かしながら、企業管理者の管理のニーズをカバーするかというのがビジネス上のポイントになっているわけですが、Winnyにおいても管理機能がロードマップ上にあったようです。
Winny自体は開発者が逮捕されてしまったことにより、進化が止まってしまい、問題のある状態のまま利用され続けているわけですが、金子さんに次の改善のアイデアがあるのに裁判の関係で開発を行えないというのは残念な気もします。
Winnyの裁判の結果によっては、弊社のようなソフトウェアベンチャーが新しいサービスに挑戦する際のリスクが上がってしまう可能性がありますから、今後の動向は気になるところです。
Winnyはヘボい!? 金子勇氏「次世代P2Pソフトは管理も可能になるはず」(Internet Watch)
「「今のP2P技術から言えば、Winnyはヘボい。ピュアP2Pのソフトだから管理は不可能かと言われれば、やってやれないことはない」。Winnyの開
発者で、著作権法違反幇助の罪を巡って裁判中の金子勇氏が次世代P2Pソフトのあり方に言及した。17日に東京・池袋のサンシャインシティプリンスホテル
で開催された「メディアエクスチェンジ・ユーザーズ・ミーティング(MEXUM 8th)」の講演で述べた。」