BitTorrentがワーナーブラザーズと映画やテレビ番組販売についての契約を行ったようです。
ここしばらく米国では、非合法ファイル交換サービスと合法ファイル交換サービスの線引きを明確にして、非合法なものを撲滅しようという動きが明確になってきていましたが、BitTorrentは合法サービスとして生き抜いていく道を見つけられそうですね。
日本でもWinny開発者の金子氏が携わったSkeed CastがIIJと提携して話題になりましたが、ビットトレントはハリウッドの大手ワーナーとの提携ですからこれまたすごいです。
ちなみに、「テレビ番組は1ドルほどで販売される可能性がある」とのことですから、これが本当ならようやくP2P技術の低コスト性を本当に活かした仕組みの真打ち登場ということになるかもしれません。
PtoPソフトのビットトレント、映画会社と販売契約を締結 - (CNET Japan)
「著作権侵害の代名詞ともなっているファイル共有用ソフトウェアの開発会社であるBitTorrentが、ハリウッドの映画会社と画期的な販売取引を成立させた。
Warner Bros. Entertainment Groupは、今夏から、BitTorrentのPtoPシステムを使用して、「デュークス・オブ・ハザード」や「バビロン5」などの映画やテレビ番組の販売を開始することに合意した。この契約について両社は米国時間5月9日に発表する予定だ。」