Netvibes UWAでNetvibesがウィジェットのオープン化に挑戦
Netvibesがウィジェットの相互利用のインフラの地位獲得を模索中のようです。
基本的なコンセプトは、Netvibes UWA(Universal Widget API)という仕組みをベースに、Netvibesのウィジェットを他のサービスでも利用できるようにするということのようで、すでにiGoogle、Apple Dashboard、Opera、iPhoneなどに対応し、今回新たにWindows Vista、Windows Live、Yahoo Widgetsに対応したと言うことのようです。
最近あまりNetvibesをチェックしていなかったので気づきませんでしたが、たしかにEcosystemのページも知らない間にかなり充実しています。
ウィジェットの活用については片方向だけでなく、yourminisなどのAPIをNetvibes側で利用できるようにするという反対側の活動にも力を入れているようですね。
スタートページとしては、iGoogleやNetvibesのようなサービスよりもFacebookの方が強いのではないかという見方も増えてきているようですが、このウィジェットのインフラ的位置づけというのはなかなか興味深いポジションです。
Netvibesであればどんなサービスのウィジェットも使え、Netvibesのウィジェットであればどんなサービスでも活用できるという状況が作れるのであれば確かに理想的なポジションではありますが、同じようなことはGoogleやYahooも考えるでしょうから、はたしてそこまで話がうまくいくのか気になるところです。
(ただ、これによってNetvibesがYahooに買収される可能性は一段と上がった気もしますね)
NetvibesのウィジェットがGoogle、Vista、Macでも利用可能に:ニュース - CNET Japan
「Widget Summitに出席しているNetvibesの最高経営責任者(CEO)Tariq Krim氏は米国時間10月15日、「Widget Summitの講演で、NetvibesウィジェットがVista、Live.com、Yahoo Widgets上でも動作するようになったことを発表してきたところ」とTwitterに書き込んだ。」
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