米国では、一部のISPにファイル交換ソフトの普及を逆手にとって、そこから利益を生もうという流れが出てきているようです。
やはり、「すべてのインターネットユーザーの約3分の1が定期的にファイルを交換しており、通信事業者のネットワークで生み出されるトラフィックの最大3分の2を占めている。」という事実が、明らかに無視できないというところでしょうか。
P2Pとの「共生」に傾くISP (ITmedia)
「サンタクララで開かれたブロードバンド・ネットワーク事業者向けカンファレンスISPConでは、eDonkey、KazaaなどのP2Pソフトは800ポンドのゴリラだ。
このカンファレンスの参加者は、インターネットを使ってあらゆる人とコンピュータファイルを交換でき、自由に利用できるソフトがもたらす結果を止めることはできないと実感している。」