メディアの記事ではありませんが、興味深い内容だったので渡辺さんのブログを紹介します。
中央集中と分散の議論というのは、コンピューティングだけではなく、企業や組織のあり方とか、独裁制と民主主義だとか、延々と繰り返されている議論なわけで、おそらくこの議論は永遠に続いていくのだとは思いますが。
最近のコンピューティングのトレンドは、渡辺さんが書いているようにGoogleに代表される中央集権型が完全に主流になっていて、P2Pには反体制的なイメージがあるのも事実ですね。
個人的には、今後は間違いなく、渡辺さんが書いているシナリオの3であるGoogleのような中央集権型とP2Pのような分散型の融合が増えてくると考えています。
ただ、実はそれをリードするのがMicrosoftだけじゃなくてGoogleもそうかもしれないというのが、なかなか複雑なところですが・・・
PC vs ダム端:Google vs P2P (On Off and Beyond)
「ずいぶん間があいてしまったが、PC vs ダム端 そして囚人のジレンマ
の続き。前回の主旨は
「Googleの各種サービスのように、何でもインターネットの先のデータセンタのマシンが処理してくれるなら、手元にPCいらないよね、ダム端でいいよね」
ということだったが、今回は、この流れを押しとどめようと奮闘するP2Pについて。」