先週土曜日に開催されたGLOCOMのセミナーのレポートがITmediaに掲載されています。
私も参加しましたが、やはりWinnyは社会的なインパクトがあまりに大きすぎて、論点が拡散してしまうのがディスカッションとしては難しいところですね。
個人的にも、開発者の個人的な責任として処理されてしまうのに違和感を感じているというのもあるのですが。
前半では、開発者の金子さんから今後やるべきこと(やるはずだったこと)の提言があったり、議論の最後の方でソフトウェアの開発方法に対する提案があったりと、なかなか示唆にとんだ部分もありました。
次回があるようであれば、是非次回はどうすれば新技術の負の部分を上手く押さえ込んだ形で活用できるかという議論ができればいいなと思います。
開発者が語る“ポストWinny” (ITmedia)
「 P2Pファイル交換ソフト「Winny」開発者の金子勇氏を招いた公開研究会が、都内の国際大学GLOCOMでこのほど開かれた。金子氏は「匿名性と効
率性の両立を目指した」とWinny開発の意図を語り、“ポストWinny”の姿も示唆。Winnyの倫理を論じるパネルディスカッションにも耳を傾け
た。」