国際レコード産業連盟が、ドイツ、イタリアなど10カ国で、ファイル交換ソフトに違法に音楽ファイルをアップロードした個人に対して2000件の訴訟を起こしたそうです。
日本ではWinny問題が、暴露ウィルスによる情報漏えいなど著作権問題と別の問題を引き起こしてしまいましたが、海外では着々と非公認ファイル交換ソフトのサービス停止や、それらにおける著作権違法行為に対する防止策を展開している印象です。
訴訟先には香港も含まれていましたが、日本が入っていないのはやはり日本だけファイル交換ソフトは別の進化を遂げているということでしょうか。
IFPI、違法音楽ファイル共有に対し10カ国で約2,000件を提訴 (INTERNET
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「国際レコード産業連盟(IFPI)は4日、音楽ファイルをP2Pネットワークにアップロードするなどして違法に共有した個人を対象として、新たに約2,000件の訴訟を起こしたことを明らかにした。
今回の訴訟は、FastTrack(Kazaa)、Gnutella(BearShare)、eDonkey、DirectConnect、
BitTorrent、Limewire、WinMX、SoulSeekなどの主要なP2Pファイル交換ソフトに対して、違法に音楽ファイルをアップロー
ドしたユーザーを対象として起こした。」