CNETで動画配信サイトVeohの記事が紹介されていました。
このVeoh、記事にあるように「フルスクリーンで楽しめるテレビ並みの高画質動画を配信」可能にすることがウリになっているのですが、そのためには専用ソフトが必要です。
専用ソフトが必要ということは・・・
そう、このVeohは実はP2Pプラットフォームを裏側で利用しています。
一昨年あたりから話題先行になっていた合法P2Pプラットフォームの一つですね。
1年前に、MYCOMに下記のような記事が掲載されていて、裏側の仕組みを独自開発することをアピールしていました。
・TVドラマも合法配信!? ビデオの新P2Pサービス「Veoh」が登場間近
YouTubeの大成功には手軽さやオープンさがあったと思いますが、P2P型だとソフトウェアのインストールが必要というのが一般的には課題になります。
Veohはそこをサイトでの閲覧とクライアントソフトでのP2P配信とを組み合わせることで乗り越えようとしているようです。
試してみた感じ、結構筋が良さそうですし、役員に元ディズニーのあのアイズナーがいたりするようなので、これは期待できそうです。
それにしても動画配信もやっぱり米国が先行してしまうのが実に残念なところですね、日本の方がブロードバンド環境は整っているはずなんですが・・・
Veoh--YouTubeをひとひねり、高画質ビデオ配信で差別化 - CNET Japan
「あのDisneyを追われたMichael Eisner(元CEO)が役員会に名を連ねるという「Veoh」は、今年春に複数のベンチャーキャピタル(VC)やTime Warnerから1250万ドルの資金を調達したことで話題を集めました。」