ファイル交換訴訟キャンペーンも最後の仕上げに?

|

 すでに非合法なファイル交換サービスから、合法なファイル交換サービスへの転換という流れは明らかになってきていると思いますが、国際レコード産業連盟も最後の仕上げにかかっているようで、
ファイル交換ソフトの利用者に対して、17カ国で8000件の訴訟手続きを取ったそうです。
 事業者に対する訴訟は一通り実施していると思いますが、これで利用者に対しても併行して圧力をかけることになります。

 利用者の方も、訴訟される橋を渡らなくても、YouTubeのような動画共有サイトやナップスターのような定額音楽配信サイトなど、格安や定額制、無料の配信サービスの選択肢が増えてきていますから、それほど大きな混乱は無いような気もします。

 ちなみに、サービスの例として『BitTorrent』『eDonkey』『DirectConnect』『Gnutella』『Limewire』『SoulSeek』『WinMX』があげられていました。
 まだこれらのサービスには結構な利用者がいるんでしょうか。


Japan.internet.com E-コマース - IFPI、違法 P2P ファイル交換に対し世界17か国で提訴

「国際レコード産業連盟 (IFPI) は17日、著作権侵害抑止およびオンライン音楽の合法利用促進を目的としたキャンペーンを強化し、違法なピアツーピア (P2P) ファイル交換実施者に対して、世界17か国で8000件を超える訴訟手続きをとったと発表した。」

このブログ記事について

このページは、徳力@アリエルが2006年10月18日 19:14に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Grouperは街角の量販店をターゲットに?」です。

次のブログ記事は「海外ではファイル交換ソフトを宣伝利用に活用?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ