Zimbraにオフラインクライアントが追加予定
先日、有償顧客が400万人突破という記事を紹介したZimbraですが、12月にオフラインでも利用できる機能を追加するようです。
要は専用ソフトを配布するものと思われますが、「電子メールやカレンダーの情報の保存にローカルデータベースを使用するが、こうした情報は、ユーザーがZimbraの電子メールサーバへ再接続した際に同期される。」とのことで、NotesやExchangeのような使い勝手も実現するというところでしょうか。
Web2.0的なサービスというとウェブサービスが基本です。
ZimbraのCEOのDharmaraj氏も「われわれは常々、(ウェブベースの)アプリケーションはデスクトップアプリケーションよりも高品質だと言い続けている」と発言しており、ウェブサービスへのこだわりは強いようですが、それでもオフラインクライアント提供に踏み切るというのは、やはり企業向けにサービスを提供するとモバイルや回線接続が悪いときにもデータを利用したいというニーズが強く出てくるということでしょうか。
ちなみに2007年にはインスタントメッセージング機能も追加されるようですから、着実にMicrosoftのExchangeやSharepointと正面から対抗するラインアップをひいていくようです。
Zimbra、ウェブメールサービスにIM機能を追加へ - ZDNet Japan
「オープンソースソフトウェア企業のZimbraは2007年に、同社が提供するウェブベースの電子メール、カレンダーソフトウェアに統合型インスタントメッセージングを導入する計画だ。同社の最高経営責任者(CEO)がこの計画を明らかにした。
またZimbraは12月に、オフライン時でもウェブベースソフトウェアを利用できる「オフラインクライアント」をリリースする予定だ。」
前の記事:ブログ時代の仕事術セミナーについて
次の記事:Zimbraの日本語展開は「feedpath Zebra」
関連タグ:グループウェア , メッセンジャー , Zimbra ,
■関連記事
Facebook AdsはGoogle Adsenseを超える究極のターゲティング広告?
OpenSocialは、SNS業界にどんな変化を引き起こすのか
OpenSocialは、ウェブサービスの真のオープン化のきっかけになるか。
Writelyをグーグルが買収
ネオジャパン、Ajaxを利用してWebブラウザをデスクトップのように
アリエル・ネットワークでは、インターネット時代にふさわしい新しい情報共有ツールの研究・開発をしています。
「こういった製品が欲しい!」「こういった機能が必要ではないか?」 |