Zimbraが3億5000万ドルで、ヤフーグループ入り。
CNETによると、このブログでも何度か取り上げていたZimbraが、米Yahooに買収されることが決定したようです。
Zimbraは、Ajaxをうまく活用したグループウェアというのが最初の印象だったのですが、実際には米国のケーブルテレビインターネット大手のComcastに対して電子メールサービスを提供するなどその展開は多彩で、Zimbraブランドのサービスの利用者はいまや900万人以上。
ライバルであるGoogleのGmailやGoogleカレンダー等のGoogle Appsへの対抗手段として、YahooがZimbraを魅力に感じるのも納得です。
Flickrやdel.icio.usのようなWeb2.0の代表サービスから、MyBlogLogのような黎明期のサービスまで、Yahooの買収戦略は実に幅広く展開されていますが、今後はそれらを組み合わせてどのようなビジョンを提示してくるのかが気になるところです。
米ヤフー、電子メールソフトウェア企業のZimbraを買収へ:ニュース - CNET Japan
「米Yahooは電子メールソフトウェア企業のZimbraを約3億5000万ドルで買収する予定だと、米国時間9月17日に発表した。 Zimbraは、カレンダーとモバイル機能、そしてオフラインで作業できる機能を搭載した同名の電子メールソフトを提供している。」
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